部屋の片づけをする際はいらないモノを捨てることがとても大切。
ですが、「捨てる」っていう段階で苦戦する人がいっぱいいると思います。
私も自分の部屋を片付けた時に「捨てる」っていう段階で一番苦労しました。
この記事では、プロの汚部屋出身が片付けから学んだ「断捨離の極意」を紹介します。
極意1……疲れるから、判断は「自動的に」やると良い
1つ目の極意は「捨てるかどうかの判断をある程度機械的に行う」ということ。
「捨てる」「売る」「保留」に分ける作業はすごく疲れるんですよね。なぜならば判断の連続だから。
だから、ある程度は機械的に判断したほうが
「疲れたからもういいや。片付け、諦める」
と挫折するのを防げます。なのである程度は機械的に判断するのがオススメ。
じゃあどうやって機械的に判断するのか?
私の場合は、自分が作ったチャートを活用しています。
自作のチャート
これを利用すると、「捨てる」「売る」「保留」を判断しやすいと思うのでぜひ使ってみてくださいね。
極意2……15時に終わらせるつもりでやると◎
2つ目のオススメ極意は
「今日の片付けは15時までに終わらせる」
つもりでやること。
なぜならば、片付けってうまくスケジュール通りにはいかないものだから。
「懐かしい漫画出てきた!」と漫画を読み始めてしまったり、「思った以上に大変だわコレ」とどんどん遅延していきがちです。
そうすると、とっぷりと日が暮れた時に「片付け始める前よりもさらに散らかった部屋を見て呆然とする」なんてことに。
だから15時に終わらせるつもりでやるとやりやすいです。
15時終了を目標にすると、15時に終わらなかったとしても残りの15時~18時があるからちゃんと終わる。
とてもオススメのやり方です。
私がよく使ってるスケジュール
極意3……タイマーをかけるのも良い
片づけのオススメ極意3つ目は、タイマーを20分かけて「この20分以内に〇〇の作業だけは終わらせる!」と時間管理をすること。私は視覚的に残り時間がわかるアナログタイマーを使ってます。
- 残り時間が目でわかる
- 時間内に「ここだけは終わらそう」と集中できる
と、良いことづくしでお気に入りです。
ちなみに、片付けは頭も体もすごく疲れるので20分作業⇒10分休憩くらいでやると疲れずに片付けが進みます。
見た目もかわいい!アナログタイマー
極意4……何を捨てるかではなく「何を残すか」が重要
私は「捨てる」「要る」「売る」にわける作業が本当に苦手で「どうしても捨てられない!」という状態でした。
その頃ふと部屋がすっきり片付いている友人に
「どうしたらモノ捨てられる?」
と聞いたらこんな答えが返ってきました。
「そもそも発想が違う。
重要なのは何を捨てるかじゃなくて”何を残すか”。
旅行カバンに物つめる時と同じ。つめない物のこと考えないでしょ?
片付けの時も何を残すかを考えてあとは全部捨てる」
すごく目からウロコでした。
モノを「捨てる」「要る」「売る」にわける作業のときは、何を捨てるかじゃなくて「何を残すか」に重点を置くと良いかもしれませんね。
また、それでもどうしても「いる」「いらない」と分けるのが抵抗ある!という場合は、「いる」「いらない」ではなく
「使ってる」「使ってない」で分ける
と良いかもしれません。
これなら分けやすい
私が好きなやり方なんですが「使ってる」「使ってない」だと非常に分けやすいですし、分けた後に
「使ってないなら捨てよう」
とスパっと処分しやすいんです。超オススメ。
極意5……捨てると決めたモノは新聞紙にくるんで捨てる
片づけのオススメ極意5つ目は、捨てるモノを新聞紙にくるむこと。
私がそうだったんですが、いざ燃えるゴミの日に出そうとすると
「まだ救出できる!」
とゴミ袋から出してしまうことがあるんです。
なので、ちょっと未練が出そうなものは新聞紙とかでくるむ。
そうすると見えなくなるからすごく捨てやすくなります。
なお、新聞紙がない場合はAmazonとかの箱にはいっている緩衝材の紙とかでも全然OKです。
とにかく見えなければよし。
極意6……どうしても捨てられないときは「紙袋大作戦」
さて、ここまで「捨てる」「要る」「売る」に分けると書きましたが、どうしても捨てられない!というモノも出てくると思います。
私も同じタイプだったんですが、「そもそも私ってなんでモノが捨てられないんだろう?と考えた結果、「いつか使うかも」とときめいちゃうからだとわかりました。
「ってことは、逆に言えばときめかなければ捨てられる?」
と思ったので紙袋に入れ中身を忘れるまで放置する方法を試したらコレが大正解!!
名付けて紙袋大作戦。
どっさり捨てられるようになりました。
具体的なやり方
極意7……モノを捨てる時は人事異動と考えると捨てやすい
片づけのオススメ極意7つ目は、要らないモノに対して脳内で「人事異動」を通達すること。
断捨離がめちゃくちゃはかどるから本当にオススメです。
人事異動の例はこんな感じ
極意8……捨てても意外と後悔しない
そんなこと言ったって、捨てたら後悔しそう!
という方もいると思います。
そこで面白い統計をご紹介。
こないだインスタグラムで「捨てて後悔したものを教えてください」と数百人にアンケートに答えてもらったんですが、ぶっちぎり1位が「後悔したものなどない」でした笑
アンケート結果
「後悔したものなどない」と答えた人のほとんどが「何捨てたかも覚えてない」とのこと。
そうなんです。すごくわかる。捨てたものって本当に全然覚えてないんですよね。
意外と思い切って捨てても案外大丈夫なものです。
しかし一方で、買い戻せない本や日記を捨てるかどうかの判断は慎重にしましょう。
取り返しがつかないですしね。
また、「お部屋がきれいだった頃の趣味」は片付け終わるとまたやりたくなるから、下手に捨てると後悔しがち。注意が必要ですね。