・安く引っ越すために荷物を減らしたい
・でも、荷物が多すぎてどこから手をつけていいかわからない
・引っ越し代は何としても1~2万円で済ませたい
安く引っ越すために荷物を減らそうとしても、ものすごいモノの量に
「どこから手をつけたらいいの?」
と呆然としてしまうことはよくあること。
私は荷物を減らし、ドライバーつきのトラックをレンタルすることで引っ越しを約1万円で終えました。
この記事では、引っ越し代金を1~2万円でおさえられるよう
を徹底解説します。
※なお、マンションの管理規約によって自力での引越しが禁止されている建物もあるので事前に確認しておきましょう。
この記事でわかること
まず、荷造りがすごく楽です。
後述しますが、私が今回引っ越しで運んだのは段ボールが2つ。
あとはクローゼットの中身と家具と家電だけでした。
荷解きも1時間で終わるので引っ越しが本当に楽です。
また、荷物が少ないため引っ越し料金もかなり安くなります。
オススメは後述する「ドライバーつきレンタカー」。
自分でワンボックスや軽トラなどの
大きい車を運転しないで済みます。
運転に不慣れな方も安心。
このほか、引っ越しを機に
スッキリと片付いた部屋にすることができます。
荷物もごっそり減らしてあるので、新居を広々と使うことができます。
さて、荷物を減らす手順は次の通りです。
この順番で捨てると効率が良い!
まずはステップ1から解説します。
最初に大型家具や家電を処分します。
大型家具や家電は粗大ごみ
(家電によってはリサイクル)に
出す必要があります。
粗大ごみの予約をしてみたら
「実際に行政が引き取りに来てくれるのが2週間後」
ということがザラにあります。
なので、最初に家電と家具の処分をすると安心。
ですが、
はメルカリに出品しても良いかもしれません。
具体的に、「すぐに」「高く」売れるのはどんなモノか?
メルカリ公式サイトによると、次のものが売れやすいそうです。
「mercari column」より引用
- 衣服やアクセサリー
- ベビー・キッズ用品
- コスメ・香水・美容グッズ
- チケット類
- 本・ゲーム・おもちゃ
- タレントグッズ
- ハンドメイド作品
- インテリアや雑貨
- 家電類
- スマホやタブレットの本体・アクセサリー
- 自動車やオートバイ
意外とユニクロがすぐ売れたりしますね
「引っ越し日が近いし、メルカリで売れるのを待ってられないよ!」
という人は、
不用品の買取専門業者に買い取ってもらうと良いでしょう。
たとえば、以下のようなモノを買い取ってもらえます。
■音楽
・楽器全般
・ピアノ
・レコード
・ヘッドホン、イヤホン
■趣味
・切手
・鉄道模型
・古銭、記念コイン
■ホビー
・ディズニーグッズ
・ジャニーズグッズ
・ゲーム全般
・フィギュア
■衣服
・ノーブランドの古着(ZARAやユニクロなど)
・メンズ古着
・着物、浴衣
・スニーカー
■高いもの
・ブランドのバッグ、服
・ジュエリー、アクセサリー
・ブランドの時計
■美容
・コスメ
・香水
・脱毛器
■レジャー
・ゴルフクラブ
・キャンプ用品
・釣り用品
・登山用品
■子どもの持ち物
・大学受験参考書・赤本、予備校テキスト
・おもちゃ
■口に入るもの
・未開封のサプリ、漢方
・飲まないお酒
意外と何でも売れる!!
ちなみに、不用品を売ったお金は、
銀行口座に入れてとっておくと
モチベーションが上がります。
一回いっかいの売り上げは少額でも
定期的に不用品を売っていくと
結構な額になります。
服やバッグ、書籍やゲームなどいろんなものを
売ってきましたが、売上金は全部ゆうちょに入れてます。
増えていくのが楽しいから、定期的に不用品を売るようになって部屋もすっきりキープできています。
さて、次に本・服・食器を処分します。
大型家具&家電の次に本・服・食器を
処分する理由は次の3つ。
それでは実際に処分してみましょう
処分の手順は次の通り。
まずは処分するものを1か所に集めます。
1か所に集めることによって
というメリットがあります。
さて、大変ですが一か所に集め終わったら
「いる」「いらない」「保留」を判断します。
この時、段ボールを用意しておくと便利でしょう。
「いる」「いらない」「保留」と段ボールに文字を書き
その中に判断済みのものを入れていきます。
最後に、「いらない」と判断したものを処分します。
処分方法は「捨てる」「売る」「譲る」のどれかです。
次の条件をすべて満たした場合は「売る」のが良いでしょう。
私は漫画や新書をゲーム・DVDとまとめて売りたかったので
まとめて宅配買取してもらえる「いーあきんど」に、
専門書・医学書・ビジネス書は「専門書の高価買取店BookRiver」に
買い取ってもらいました。
合計で7万4934円。
大金です
私の場合は、洋服の買い取りは出張買取「ティファナ」に依頼。
普通の出張買取は、ハイブランド「だけ」など制限が多いんですが
ティファナはZARAとかユニクロ、GAPやH&Mなど
ノーブランドかつファストファッションも
買い取ってくれるので便利。
冬のコート、4000円で買いとってもらえました
私の場合、
食器の買い取りは、有名なバイセルさんにお願いしました。
と、すごくうれしい条件ばかり。
もう使ってない食器がたくさんあったので、バイセルで買い取ってもらえて助かりました。
これらの条件を満たさない場合は、
退去日までに手放せるよう「捨てる」
という選択肢をとるのがベターでしょう。
さて、本・服・食器の処分が終わったら
空いた収納ケースが出てきているはず。
次はそれらの収納ケースを処分します。
「収納ケース、引っ越し先に持っていっちゃダメなの?」
という疑問も浮かぶと思います。
もちろん、使うアテがあるならば持っていきます。
しかし、収納ケースはモノがたまっていく巣のようなもの。
「いつか何かに使うかも」
と、使う予定がないなら思い切って処分すると
モノが増えずに済むかも。
悩ましいところですが、大きさがあるだけに処分すると部屋がすごく広くなります。
汚れがひどい、破損している、
100均で買ったものなどなら思い切って処分すると
良いかもしれません。
次に、「荷造りしながら
こまごましたモノを捨てる」ステップに進みます。
ですが、荷造りの前に
スムーズにモノが捨てられるよう
「モノを捨てるたった一つのコツ」をおさえておくと
断捨離がスムーズです。
モノを捨てられるようになるたった一つのコツ。それは、
「捨てるモノ」ではなく「残すモノ」を選ぶ
という意識を持つこと。
断捨離する時って、どうしても「どれを捨てるか」に意識がいきがち。
ですが、旅行の時と同じで
「何を旅先に / 新居にもっていくか」という
意識で選ぶとモノが捨てやすくなります。
また、可能であれば
入居日と退去日をわざとずらすのも
オススメです。
新居には
だけを運び、数日過ごします。
数日過ごして、退去日に「旧居に残してきた無くても暮らせるもの」を処分するだけ。
かなりの量の不用品を処分できます。
私は退去日と入居日をずらした結果、
今回の引っ越しで次のモノを
処分することができました。
大量!
なんとパソコン用デスクを手放しました。
といった理由から処分することに。
ちなみにパソコン用のデスクは
ジモティーで人に譲ろうかと思っていたんですが
別居婚してる夫がほしがったのであげました。
別居婚については、このnote↓でエッセイにしてます。
また、今回の引っ越しで自転車を処分。
駅近な物件を探して入居したので
ありがたいことに徒歩圏内に割となんでもある状態。
ルミネもデパートも成城石井もスーパーも3coinsも
コンビニも病院も神社も公園もばっちりある。
そのため自転車を処分しました。
本・服・食器も見直して
使ってないものを処分。
意外と処分する量が多く、
衣装ケースや収納ケースが
スカスカになりました。
そのスカスカになったケースを処分。
収納ケースは不用品の巣みたいなものなので
空っぽになったら即座に手放すようにしてます。
今回ではなく前回の引っ越しですが
ソファを手放しました。
など、私にとってはいいことづくめでした。
ちなみに前回の引っ越しの際、
すさまじい汚部屋から脱出することに成功。
その様子は以下のnoteで公開してます。
カーペット類も処分。
脱衣所の足拭きマット、トイレマット、
キッチンマット、リビングのラグなどです。
これは人によるでしょうけど、私の場合はカーペット無しのほうが性に合ってました。
退去日と入居日をわざとずらして
大量にモノを処分するこの方法ですが
「現実的に無理!」
「でも試してみたい」
という人には
トランクルームの活用がオススメです。
本来は、スキー用品や鯉のぼりなど
「年に数回しか使わない大型の持ち物」を
預けておくためのサービス。
しかし、引っ越しの際に一時的に持ち物を預けておくのにも活用できます。
といったモノを預けておき
レンタル解約日が来たら
「処分するかどうか」を判断すると良いでしょう。
「ドッとあ~るコンテナ」
月額2,000円台からなのでコスパよし
関東、九州、東海地方で利用できる
最短で当日から利用開始可能
「加瀬倉庫」
全国に店舗数が1,700以上なので地方住まいでも気軽に利用できる
セキュリティが厳重
短期間~長期間まで臨機応変に利用できる
「ハローストレージ」
万一のための補償がほしい人向け
業界最大手&上場企業で安心かつサービス充実
屋外型トランクルームも充実している
「スペースプラス」
対応エリアが広い
2,520円(税込)から利用できる
24時間いつでも荷物の出し入れができる
「寺田倉庫トランクルーム
全店舗に無料の駐車場があるので車での搬入が楽
初期費用(敷金、礼金、保証金、事務手数料、更新料)が無料
最寄り駅より徒歩10分圏内の倉庫が多い
「スぺラボ」
トランクルームの大きさのバリエーションが豊富なので、預けるモノが小さい人にも向いている
設備がかなり新しくて清潔
空調や監視カメラがある
24時間利用可能なのですごく便利
さて、ここまで引っ越し前の断捨離のコツと
実際に処分したものを紹介しましたが
「でも、大量にモノを処分したら後悔しそう……」
という声が聞こえてきそうです。
基本的に「手放してよかった!」が心情の9割を占めますが、次の3つだけは捨てたことを後悔しました。
大量の荷物を処分する前、部屋が汚すぎて
宅トレもしなくなりダンベルを処分。
部屋が散らかってるとジムに行く気分にもなれず
ジムのプールで泳ぐための水着も手放しました。
でもドッサリと不用品を断捨離したら、部屋がすっきり片付いた状態に!
宅トレも水泳ももう一度やりたくなり
仕方なく買い戻しました。
「部屋が片付いた状態だったら、絶対にやる趣味」
に使うものは手放さずとっておくのが
良いかもしれません。
ハンドミキサーも同じ理由で、
キッチンがきれいになったら
また料理をしたくなりました。
今のところまだ買いなおさず、手でなんとか調理してます。
捨てちゃった古いタオルは
「旧居や新居の掃除に使えばよかった~!」
と後悔しました。
紙袋は
「新居で一時的にモノを収納するのに使えばよかった」と後悔。
新居では、何をどこに置けば使いやすいか
最初のうちはテストの連続です。
一時的な収納として紙袋はとても優秀だから、とっておけばよかった。
タオルと紙袋は、
引っ越しが終わって落ち着いてから
処分するのが安心ですね。
このほか、「捨てて後悔したもの」について
暮らし系のサイト「kufura(クフラ)」さんが
262人を対象にアンケートをしてました。
・洋服、靴
残しておくべきだった…!「捨てて後悔したモノ」を262人にアンケート調査
(フリマに出せばよかった、ダイエット成功したのでサイズの小さい服を捨てなければよかった)
・電化製品
(一人暮らししている別の家族に「ほしかったのに」と言われた、やっぱり使うことが多かった)
・書籍
(また読みたくなった、プレミアがついてメルカリで高く売ってた)
・趣味のモノ
(フリマで売ればよかった、もう一度昔の趣味をやりたくなった)
・思い出の品
(もう一度読みたくなった手紙、子供の作品、昔もらった表彰状)
フリマに出せばよかったという声が多いですね
このほか、枕(新しいものが頭にあわなかった)
iPhoneの箱(フリマで高く売れると知らなかった)
なども挙がってます。
ということで
捨てて後悔しないためには、以下の対処法があります。
ちなみに、引っ越しの際の
断捨離でやっかいなのが「思い出の品」。
場所をとらないものなら
「思い出の品ボックス」を作って収納しておけば大丈夫でしょう。
場所をとるものは、宅配収納を利用するのがオススメです。
私は家族のアルバム(かなりの量)と、
冬用のコート、冬用の布団、喪服をあずけています。
クローゼットにゆとりが出て使いやすいし、カビないよう自分で管理しなくて済むのですごく楽です。
「minikura」
・月額利用料がお手頃な275円から
・初めて宅配収納を利用したい人に向いている
・荷物を一年以上預けると、引き出す時の送料が無料
・預けた荷物がいらなくなったらそのままヤフオクで売ってもらえる(手数料なし)
「ディノスクローゼット」
・安く質のいいクリーニングサービスがついている
・衣類を預けたい人に向いている
・大型の荷物(ゴルフクラブやキャンプ用品)は預けられない
「サマリーポケット」
・知名度ナンバーワン
・ゴルフ、スキー、スーツケースなどもOKなので大型の荷物を預けたい人に向いている
・クレカ以外に、口座振替、デビッドカードが使える
・ふとんもクリーニングしてもらえる
「エアトランク」
・数あるサービスの中で取り出し送料が唯一無料
・家電製品の梱包がいらないので楽
・プランが最低でも6,380円からなので少ない荷物を預ける人には向いていない
さて、ここまで実際に荷造りする前に知っておくべき
を見てきました。
次はいよいよ実際に荷造りする段階ですが、
その前に1つやっておくべきことがあります。
それは、荷物を運ぶための車を手配すること。
早めに動いておくと、予約もとりやすいです。
次の3つのいずれかを借りることになります。
おすすめは③です
次のような場合は、
レンタカーで引っ越すことができます。
このようなケースの場合は、
レンタカーでも十分引っ越しは可能でしょう。
ワンボックスや軽トラックをレンタルすればOKです。
ワンボックスはこのくらいの大きさです↓
借りる際は、
比較すると良いでしょう。
安く借りられる車が見つかる!
どれくらいの大きさの車を借りればいいの?
目安はこんな感じです。
車種 | こんな人に向いている |
---|---|
ワンボックス | ・初めて一人暮らしをする人 ・引っ越し先が近く、3往復くらいはできる一人暮らしの人 |
軽トラック | ・1LDK以下の部屋に一人暮らし |
1トントラック | ・広めの1LDKで、荷物が多めの一人暮らし |
2トントラック | ・2~4人の家族 |
「既に今一人暮らしをしていて、
荷物を減らして引っ越す」という人なら、
軽トラックで十分でしょう。
ちなみに、2トントラックは普通免許では運転できない場合もあるので注意。
普通免許を取得したタイミングによって運転できる車が異なります。
となっています。
最大積載量2.0トン未満というと、
大き目の乗用車、ワゴン車、1トントラックが該当します。
免許次第では、後述する運転手つきトラックをレンタルしないといけないかもしれません。
次のようなケースだと
レンタカーではなく
「運転だけ行ってくれる運転手つきトラック」を
レンタルするのがオススメです。
この場合は、後述する「レントラ便」で
「運転のみ」のサービスを利用すればOKです。
ただし、運転のみの場合と運転+搬入の場合であまり料金差がありません。
次のようなケースだと、
「運転も搬入もやってくれる運転手つきトラック」を
レンタルするのがオススメです。
私の今回の引っ越しでは、
運転手つきトラックサービス
「レントラ便」を利用しました。
格安引っ越しは「くらしのマーケット」が有名ですが、ここより安かったので依頼しました。
レントラ便の場合、「運転のみ」と「運転+お手伝い」の
いずれかのサービスを選ぶことができます。
お手伝いの内容は次の通り。
至れり尽くせり
料金差は次の通りです。
時間 | お手伝い「なし」 | お手伝い「あり」 |
---|---|---|
30分 | 3,980円 | 4,980円 |
1時間 | 7,020円 | 8,780円 |
1.5時間 | 10,540円 | 13,180円 |
2時間 | 14,070円 | 17,590円 |
2.5時間 | 15,840円 | 19,800円 |
3時間 | 17,600円 | 22,000円 |
3.5時間 | 18,610円 | 23,270円 |
4時間 | 19,620円 | 24,530円 |
私は30分のお手伝い「あり」で依頼しました。
お値段たったの4,980円でびっくりした。
この30分は、「荷物の積み込み→移動→積み下ろし+設置」
にかかる時間のことです。
次の時間はこの30分に含まれないので、料金が発生しません。
良心的
軽トラックのほか、
「1トンバン」あるいは「2トンアルミバン車」を選ぶこともできます。
時間 | お手伝い「なし」 | お手伝い「あり」 |
---|---|---|
30分 | 4,980円 | 5,980円 |
1時間 | 8,960円 | 11,200円 |
1.5時間 | 12,080円 | 15,100円 |
2時間 | 15,200円 | 19,000円 |
2.5時間 | 17,600円 | 22,000円 |
3時間 | 20,000円 | 25,000円 |
3.5時間 | 21,150円 | 26,440円 |
4時間 | 22,300円 | 27,880円 |
時間 | お手伝い「なし」 | お手伝い「あり」 |
---|---|---|
30分 | 6,980円 | 7,980円 |
1時間 | 12,090円 | 15,120円 |
1.5時間 | 15,210円 | 19,010円 |
2時間 | 18,320円 | 22,900円 |
2.5時間 | 21,430円 | 26,790円 |
3時間 | 24,540円 | 30,680円 |
3.5時間 | 26,990円 | 33,740円 |
4時間 | 29,430円 | 36,790円 |
さて、トラックの予約が終わったら
エアコンと洗濯機の取り外し&取り付けを
してくれる業者さんも手配してしまいましょう。
業者さんに頼むと高くなりがちなので、
手ごろな価格で気軽に依頼できる
「くらしのマーケット」を利用するのがオススメ。
料金の目安は以下の通り。
取り付け | 取り外し | |
---|---|---|
エアコン | 13,500〜17,000円 | 5,000〜6,000円 |
縦型(撹拌式)洗濯機 | 6,000〜7,000円 | 500〜2,500円 |
ドラム式 洗濯機 | 6,500〜10,000円 | 2,000〜5,500円 |
ほとんどの場合、「取り付け」と「取り外し」の
両方を同じ業者さんに依頼できます。
>> エアコンの「取り付けと取り外し」を依頼する
>> 洗濯機の「取り付けと取り外し」を依頼する
ただし、前述したレントラ便で
エアコン、洗濯機の設置を申し込むこともできます。
レントラ便で依頼した場合の料金は次の通りです。
取り付け | 取り外し | セット | |
---|---|---|---|
エアコン | 9,720円 | 9,720円 | 16,800円 |
ドラム式 洗濯機 | 8,800円 | 8,800円 | 16,980円 |
くらしのマーケットとどちらが安いかは
自分が住んでいる地域で依頼できる業者さんによります。
「この業者さんに依頼したい!」と理想の方が見つかっても、自分の地域は対応外だったりします。
そのため、「レントラ便」と
「くらしのマーケット」のどちらがお得なのかは
お住いの地域によります。
以下に該当する人は、「レントラ便」が向いています。
ちなみに、私が引っ越しで
実際に運んだ荷物は以下の4つです。
かなり荷物を減らしてから引っ越ししたので楽でした。
生活用品のストックと、
食器が入った段ボールを2つ運びました。
食器は100均のプチプチで梱包!
クローゼットの中身は、段ボールに詰めずにそのまま運搬。
衣装ケースは、引き出しが開かないように養生テープで貼りつけました。
ファイルボックスを運ぶときは、中身が飛び出ないよう
ハンディラップでぐるぐる巻きにすると便利です。
大型家具のダイニングテーブルは解体して運びました。
ネジは、ジップロックに入れて養生テープで
テーブルの裏に張り付けておくと無くさないので安心です。
大型のベッドも運びました。
ベッドフレームはなく、
マットレスとすのこだけなので案外軽い。
以上が、実際に運んだ荷物でした。
さて、次は実際に荷造りしながら
細々したものを捨てていきましょう。
荷造りは、引っ越しの1~2週間前には終わっていると安心です。
荷造りのために用意するものは次の通り。
Amazonや楽天で買っておく
段ボール
ガムテープ、養生テープ
家にあるもの
ドライバー
ハサミ、カッター
なければ100円ショップでゲット
新聞紙かプチプチ
油性マジック(極太)
雑巾
ゴミ袋
段ボールはAmazonで
サイズがそろったものを買うのが良いでしょう。
スーパーなどで無料で手に入ることもありますが……
など引っ越しには少々不向き。
Amazonや楽天で引っ越しに適した
段ボールを買うのが手っ取り早いでしょう。
引っ越し用の段ボールを選ぶときのポイントは次の3つです
10枚でだいたい
1600円~1900円ぐらいで購入できます。
また、ガムテープ、養生テープも多めに買っておくと安心。
結構大量に使うので!
養生テープは衣装ケースなどの引き出しが
引っ越しの最中にあかないよう張り付けるために使います。
また、「当日すぐに使う!」という段ボールは
このような色のついたガムテープで梱包すると
一目でわかるので便利です。
さて、荷造りのために用意するものがそろったら
早速荷造りをしていきます。
荷造りをする際のコツは次の2つ。
一つ目のコツは場所ごとに荷造りをすること。
といった形です。
特に順番はないので
手を付けやすい場所から荷造りすると良いでしょう。
なぜ場所ごとに荷造りするのか?というと
新居に段ボールを運んだ時に
その段ボールを新居のどこに置けばいいのか
すぐわかるようにするためです。
例えば、キッチンで荷造りしたらその段ボールに「キッチン」と書きます。
そうすれば、新居でもキッチンで使うだろうから
「キッチンに運べばいいんだな」とすぐわかります。
二つ目のコツは、
で段ボールを分けて梱包すること。
引っ越し当日に全部の荷物を荷解きするのは難しい。
なので、「すぐ使うもの」は分けておくと安心。
荷造りする際は、「すぐ使う」「あとで荷ほどき」など、
油性ペンで大きくラベルを書いておきましょう。
さて、荷造りの際、モノをどんどん捨てていくと
荷物が軽くなって楽です。
場所ごとに出てくるであろう「捨てるべきもの」は次の通りです。
さて、だいたいの荷造りが終わったら
最後に「当日の入浴、お手洗い、睡眠」の際に使うものを
リュックに入れておきます。
段ボールに詰め込んでも良いですが、
そんなに荷物の量もないので
旅行に行くときのようにリュックなどに詰め込むと
すぐに取り出せて便利です。
ここまでで、荷造りが完了しました。
いざ、引っ越しです。
を順に解説します。
旧居のガス、電気、水道、ネットの停止手続きをします。
電話やネットで申し込むことができます。
なお、ガス閉栓の際には立ち会いは不要なことが多いです
新居のガス、電気、水道、ネットの使用開始手続きも行います。
ガス開栓は基本的に立ち合いが必要です。
引っ越しシーズンは立ち合いの予約が取りづらいので
できれば2~3週間前ぐらい前に
早めに予約依頼をしておくと安心です。
今住んでいるのとは違う市区町村へ引っ越しする場合のみ
「転出届」を役所に提出する必要があります。
転出証明書をもらったら、大切にとっておきましょう。
国民健康保険に加入している場合は、転出届と一緒に
国民健康保険の資格喪失の手続きをします。
保険証を役所に返すので忘れずに持っていきましょう
郵便局で転送届の手続きをすませます。
転送届を出すと、旧居に届いた荷物を
郵便局が自動的に新居に転送してくれます。
万が一に備えて、
パソコンデータのバックアップを
とっておきましょう。
なお、パソコンを自分で運ぶのが不安な場合は、ヤマト運輸などの「パソコン宅急便」を使用すると安心です。
引っ越し前日に行うことは次の通りです。
ダイニングテーブルなどの家具を解体しておきます。
はずしたネジはジップロックなどにいれて保管すると安心。
ネジを入れたジップロックは
養生テープで家具に張り付けておくと
新居での作業が楽です。
洗濯機と冷蔵庫の水抜きは
前日に済ませておきます。
冷蔵庫内の霜が溶けたり、洗濯機の中に残った水で床や荷物が濡れてしまうのを防ぐためです。
洗濯機の水抜き方法
冷蔵庫の水抜き方法
水抜きのやり方は、使用している冷蔵庫によって異なります。
冷蔵庫の裏側に書いてある型番をメモして、「型番+水抜き」で検索して確認しましょう。
引っ越し当日にほかの荷物に紛れないよう
現金やカード、通帳などの貴重品は
手持ちのバッグに入れておきます。
また、突発的なトラブルに対応できるよう現金は多めに用意すると安心です。
引っ越し当日はバタバタしていて
コンビニに行く暇もないかもしれません。
軽食と飲み物は事前に用意しておくと安心です。
この条件を満たした軽食だと◎
カロリーメイトなどがお手軽でよいですね
また、飲み物はお水がベストでしょう。
利尿作用のあるコーヒーや緑茶はお手洗いが近くなるので!
最後に、新居までのルートを
念のため前日に最終確認します。
ここまで準備できたら完了!
さて、いよいよ引っ越し当日です。
荷物を運ぶ際は、
以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
上に重たい荷物を置くと、下の段ボールがつぶれてしまうため
「下に重い荷物」「上に軽い荷物」
になるよう、積むと良いでしょう。
また、大きい家具や家電は
「最後に積み込む」のがセオリー。
こうすることで、引っ越し先で「最初に」
家具や家電を新居のお部屋に運び込むことができます。
まだ何もない状態の部屋に運び込むことになるので、家電や家具のセッティングがとても楽。
新居に到着したら、
まず大きい家具と家電を部屋に運んで
セッティングします。
セッティングが終わったら、
次は段ボールや他のこまごまとした荷物を部屋に運びます。
段ボールには、すでに「キッチン」や「寝室」などどの場所に置くか油性ペンで書いてあるので、その指示通りに運び込みます。
段ボールの搬入も完了したら、
業者さんに作業完了のサインをして引っ越し完了。
そのあとは以下の手順で荷解きします。
当日は「すぐ使う」とラベルを
した段ボールだけ荷解きします。
また、リュックに詰めた
「お風呂・寝室・お手洗い」で使うモノも出して
当日の荷解きは完了です。
当日は本当に疲れてると思うので、ゆっくり休んでくださいね!
翌日以降は「すぐに荷解きしなくてもいい」
段ボールの荷解きをしていきます。
ごっそり荷物を減らしておけば、だいたい2時間で終わります
すべての段ボールを荷解きしたら
「しまう場所が決まってないモノ」が出てくるハズ。
なので、しまう場所が決まってない
モノの住所を決めます。
モノの住所が決まってないと
毎回置く場所が違う
↓
毎回違うから、いざ必要な時に「どこに置いたっけ」と慌ててしまう
↓
モノを探すために時間をロスする
↓
見つからなかった場合、同じものを買いなおすハメになる
というデメリットが発生。
このほか、住所が決まってないと
「置く場所が決まってないから
適当にその辺に置く」ということが発生します。
結果、部屋がものすごく散らかります。
住所を決めるのはとても重要。
頭が疲れますが、やっておくと後々楽です。
すべての荷解きが終わり、モノの住所も決まった。
そのあとは、少しずつ新居での
収納をブラッシュアップしていきます。
入居直後は、
「すべての収納は一時的なもの」
と思っておくぐらいがよいかも。
毎日暮らしている中で、
「やっぱりこっちの位置のほうがしまいやすいし、取り出しやすいな」
と思ったらブラッシュアップしていきます。
その人の性格や体格によって最適な場所は異なるので、地道に見つけていくと良いでしょう。
そして荷解きのほか、
引っ越し後に早めにやることは以下の通りです。
転入届あるいは転居届を役所に提出します。
違いは以下の通り
引っ越ししてから14日以内に手続きする必要があるので早めに行っておきます。
マイナンバーカードの住所変更も、
転入・転出届を出す際に役所で行ってしまいましょう。
マイナンバーカードの手続きは以下の2種類です。
持ち物は身分証明書(マイナンバーカードでOK)、交付時に設定した4桁の暗証番号、印鑑です。
運転免許証の住所変更も行います。
持ち物は
です。
マイナンバーカードの住所を先に変更しておけば、マイナンバーカードで免許証の住所も変更できます。
国民健康保険に入っている場合は、
住所地の市区町村の国民健康保険担当課で
加入手続きを行います。
国民年金の住所変更届も行います。
年金事務所または街角の年金相談センターで手続きします。
ただし、マイナンバーと基礎年金番号が紐づいている場合は、届け出は原則不要とのこと。
このほか、銀行や保険、
スマートフォンやクレジットカードの
住所変更も済ませます。
ほとんどの場合、ネット上で住所変更が完了するでしょう。
以上、引っ越しで荷物を減らす
手順とコツを解説しました。
では、荷物を減らして引っ越すと新居はどうなるのか?
実際の新居の様子を見てみましょう。
荷物を減らせば、コンパクトな部屋でも十分暮らしていけます。
荷物が少ないから、あっという間にリビングも完成。
新居は旧居に比べるとサイズダウン
したんですが、荷物を減らしたおかげで
それでもスペースがあまる。
寝室も、布団とベッドを運んで完成。
……ですが、少し殺風景だったので
自分好みにかわいくデザインしました。
新居のキッチンはこんな感じ。
キッチンも自分好みにデザイン完了。
お気に入りのモノに囲まれて大満足です。
引っ越してから数日後、
生活も落ち着いてきたので
引っ越し祝いのビールをいただきました。
こういうストレートプレートが一枚あると
おうちバルが一気にお店みたいになってうれしい。
ちなみに我が家では、クラフトビールの定期便を使ってます。
同じタイプの人には本当にオススメ!
以上、荷物を減らして引っ越す
コツと手順を徹底解説しました。
参考になれば幸いです!