
この記事では
- 実家に帰るたび、ますますゴミ屋敷になっていて唖然とする
- 床がゴミだらけで、親が家の中で転倒して要介護になりそうだし、いつ火事がおこるかヒヤヒヤする
- でも片づけようとすると親が怒る
という方に向けて、実家の片付け方を解説します。
いきなり実家を片付けようとすると、親と大ゲンカになって説得に失敗したり、
説得に成功しても途中で親が「片付けはもううんざり」と断念したりしてしまいます。

そこでこの記事では、かつて自分のすさまじい汚部屋を片付けた経験を持つ娘の私が
- ケンカにならない親の説得方法
- 片付けてる途中で「もううんざり」「疲れた」と親に言わせない計画の立て方
- 片付け当日の具体的な動き
を徹底解説します。
私が自分の汚部屋を片付けた時の写真


この記事を読むことで、
生々しい「実家のゴミ屋敷の片付け実録」から、「こうすれば実家の片付けはうまくいく」という秘訣がわかります。
衝撃の実家ビフォーアフターがこちら



まずはビフォーアフターの写真からどうぞ。
父の部屋ビフォーアフター【ジャズを楽しむ男前インテリア】




母の部屋ビフォーアフター【読書をたのしめるカワイイ書斎】




物置部屋ビフォーアフター【ゆったりくつろげるモダンな和室】







写真で見ると簡単に断捨離できたように見えますが、正直最初は心が折れそうでした。



でも、頑張ってよかったです
「実家の片付けで出た不用品」を売ったら、総額がスゴかった
また、実家の断捨離で得たメリットは「片付いた部屋」だけではありませんでした。


実家にある要らないモノを大量に売ったおかげで



かなりの臨時収入が入りました
総額61万円
大量の不用品を売った総額は
61万円
でした。
※何がいくらで売れたのかは集計中。のちほどアップします。



部屋が片付いた上に臨時収入まで入るとは……実家の片付けはいいことづくめ。
実家の親、捨てるのはイヤがるけど「売るならいいよ」と言う
うちの親は
捨てることを本当にイヤがります。



私も親と同じタイプで、よくこんなセリフ言ってました。





だから、親が捨てるのを嫌がる気持ちはすごくよくわかる。
でも、こういうタイプの親は
「捨てるのはイヤだけど、売ってお金になるなら売っていいよ」
って言うんですよね。※もちろん個体差はあります
また、私自身が自分の部屋の断捨離したときに大量に売った不要品の総額を、親に見せたのも効果的でした。
私の不用品を売った合計額
実家の片付けを大決意した、たった1つの理由
今回、娘の私が実家の片付けを決意した理由は一つ。
親が「寝たきり介護状態」になるのを防ぎたい
親がもう還暦を迎えすごく元気ではあるものの
寝たきりにならないか



心配になってきました。
寝たきり介護になる要因は「転倒」
「厚生労働省 令和元年国民生活 基礎調査」によると
- 「高齢者の介護が必要になる原因」の4番目が「転倒」



だそうです。
転倒の6割が自宅で起こっている
また、「東京消防庁」によると
- 転倒の6割が、自宅で起こってる



とのこと。


なので今回、実家の片付けに踏み切りました。



長生きするなら、寝たきりで長生きじゃなくて「健康で元気に」長生きしてほしい
「片付けなかった」せいで命を落とすかもしれない
また、震災対策をするために実家を片付けたいという願いもありました。
阪神淡路大震災では、家具が倒れて下敷きになり大勢の方が亡くなりました。
内閣府防災情報より
01) 震災による死亡者の9割以上は死亡推定時刻が当日6時までとなっており、ほとんどが即死状態だったとされている。
内閣府防災情報「阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】人的被害」より引用
02) 死因のほとんどは、家屋の倒壊や家具などの転倒による圧迫死だった。



使ってないモノを大量にとってあるので、実家にはタンスが所狭しと並んでいました。
かなり大きく重さもあり、これが倒れてきたら両親は即死してしまいます。
また、モノが床に散乱しているのも大変危険。
- 部屋が散らかっていると家具が倒れなくても避難経路がふさがれてしまったり。
- 地震による火災で散らかったモノに引火して火事になったり。
阪神淡路大震災でも1割の方が火災で亡くなってます。
内閣府の防災情報


そんな状態で大地震がくれば
散らかったモノのせいで避難ができなかったり
床に落ちたモノに引火して火災が起き焼死してしまったりする危険性が十分ありました。



だから絶対に片付けたかった。
実家の片付けで揉めないよう、「事前に」親に納得してもらうこと3つ
“いきなり”実家の片付けをやると「うんざり」「疲れた」「もうイヤだ」となる
さて、ここまで聞くと実家を片付けることで
- すっきり片付いた、安全な部屋が手に入る
- 転倒による介護の危険性も減る
- いらないモノを売って臨時収入もゲットできる



とメリットづくし。
じゃあ実家の片付け、やるっきゃない!
となると思いますが
じゃあ揉めないために何をすべきか?
私の場合、次の3つを伝えました。
- 「ゴミ屋敷だと転んで寝たきりになるよ」と、伝えて納得してもらう
- 「無理に捨てることはないよ」と、丁寧に伝える【重要】
- 「こんな素敵な部屋になるよ」と、片付け後の具体的な部屋の写真を見せる
ゴミ屋敷だと何がまずいのか、明確にする
1つめの「ゴミ屋敷のデメリット」を納得してもらうのはとても楽でした。
- 家の中で転倒して寝たきりになる
- 地震が起きた時大けがして寝たきりになるし、死んでしまう危険だってある


せっかくの楽しいシニアライフ、旅行もしたいし趣味も楽しみたいし。
とのこと。



すぐに説得完了しました。
「無理に捨てることはないよ」と、丁寧に伝える
次に大切なのは
「無理に捨てなくていいよ」
ときちんと伝えること。


私も親と同じタイプで
人だったので、自分の部屋を断捨離する時に
「こんなの捨てなよ!」



って誰かに言われたら絶対にイヤな気持ちになってたと思う。
だから、「捨てなよ」とは絶対に言わないし、むしろ「無理にすてなくていいよ」と伝えました。
実家の片付けに限ったことではありませんが
大切なのは「正しい」ことよりも、「建設的」であること



だと思うんです。
「正論は正しいが、正論を言う人は正しくない」
という言葉もある通り正論ってそのまま相手に伝えちゃうと、ただの暴力として機能しかねない。
だから安心して片付けにのぞめるよう



「無理に捨てなくていいんだよ」
と事前に伝えてました。
「捨てなくていい」と伝えることは、親を説得する際にとても効果があるのでぜひ試してみてください。
片付け後の具体的な部屋の写真を見せる
さて、親を説得する際に最後にすることは、
「片付けるとこんな部屋になるよ!」



と、理想の部屋を見せること。


やり方は簡単。インスタやピンタレストなどで「部屋」と検索して、親が
と、目標にできる写真を探します。



で、その写真を目指して片づけを頑張る。
こんな部屋で毎日過ごしたい~!
と親の片付けのやる気が爆発するので、効果てきめんです。
うちの場合、左が目標で右が片付け結果となりました。




まとめると、親を説得する際には以下の3つのことを行います。
- 「ゴミ屋敷だと転んで寝たきりになるよ」と、伝えて納得してもらう
- 「無理に捨てることはないよ」と、丁寧に伝える
- 「こんな素敵な部屋になるよ」と、片付け後の具体的な部屋の写真を見せる
うちはこれで大成功しました。



が、親の性格なんて千差万別。
実家の片付けで一度でも大揉めしてしまうと(下手をすると)二度と片付けできなくなります。
なので
親のタイプ別
で、「実家の片付け」を説得するために読むべき本を紹介します。
親のタイプ別!「実家の片付け」を説得するために読むべき本
「実家の片付けなんか必要ない!と言い張る親」の場合にオススメな本
めちゃくちゃリアルな実家の片付け本です。



全ページ漫画なんですが、とにかく親が片付けを嫌がります。
でも、その裏にある親の本音がとても丁寧に描写されている。
事前にこの一冊を読むだけで
親と揉める確率を大幅に下げることができます。
「とにかく捨てるのをイヤがる親」の場合にオススメな本
「親の健康を守る」と題されている通り親の健康のために片付けることを目的とした本。
特筆すべきなのは、「捨てるのをとにかくイヤがる親」に
モノを捨てさせるために、どんなセリフを使ったらいいのか



効果てきめんな方法が書いてあってとても良いです。
これ一冊持っておくだけで、実家の片付けの成功率が格段にあがる。
「あと一押しで説得できそうな親」の場合にオススメな本
「まぁそのうち片付けたいんだけどねぇ」



と、親が言っていてあともう少しで説得できそうな場合にオススメな本。
実家を片付けた実例の写真が多く掲載されていて、
親の説得がものすごくしやすいです。
「親が遠くに住んでいて、なかなか実家の片付けができない人」にオススメな本
「はなれていても、できること」をテーマにかなり詳しく書いてくれています。



実家が遠くて片付けなんてホント無理!って人にオススメ
「子どもではなく、実家の親」の側が読むべき本
さて、少し視点が変わって今度は「親が読む」といいなと思った本。
タイトルは「親ともめずに」と書いてありますが、
親が死んだあとの遺品整理の話がかなり詳しく書いてあります。



これを親が読むと「子供に迷惑をかけたくないから生前整理したい」と、実家の片付けに賛同してくれるかもしれません。
最後の手段!実家のモノを捨てずになんとかする本
さて、最後の手段。
捨てずに物に囲まれながらすっきり暮らす方法を解説した本です。
私もそうでしたが、絶対にもう使わないのにモノを捨てるのが本当にイヤだというタイプの人はいます。



親がそのタイプであれば、この本でモノを捨てずに実家の片付けをするのがオススメ。
【番外編】かなりショッキングな内容の実家の片付け本【マンガ】
さてこれは番外編。
かなりショッキングな内容のエッセイ漫画です。
著者の女性は2年間、お母様の家を片付けるんですが散らかっているとかそういうレベルではないです。



著者の方の苦労を思うと本当に心がつらくなります。
あらすじがもうかなりショッキングなので、ちょっと伏せます。
読むともう呼吸ができなくなるくらい凄まじいです。
あらすじを見たい方だけ、以下の「あらすじを見る」をクリックしてください。
あらすじを見る
キッチンにはびこるカビ、部屋中を走り回るネズミ、使いもしない冷蔵庫が4台、腐ったゴミ、ゴキブリの卵、スープに浮いているゴキブリの油、ベランダには小鳥の死体、流されず固まって便器にこびりついてとれない排泄物。そんな家の片付けをする娘さんを描いたすさまじい実家の片付けマンガです。エッセイ漫画(つまり実録)なので、かなりリアル。ラストシーンも意外でした。
「片付けうんざり」「疲れた」と親に言わせない計画の立て方


さて、ここまでで実家の親の説得方法を解説してきました。
しかしながら、実家の片付けを説得できたとしても
片付けの計画が甘いと片付けの途中で親が
- 「片付けうんざり」
- 「疲れた」
- 「やっぱりやめよ」



と言い出しかねません。
じゃあどうすればいいのか?
この3つが重要!
- 土日で一気に終わらせる計画を立てる
- 親の負担を極限まで減らす
- 【重要】必ず、プロに頼る!
土日で一気に終わらせる計画を立てる


親が途中で片付けやめようと言い出さない秘訣その1は、
土日で一気に終わらせる計画を立てることです。



ダラダラと長く片付けを進めると、親がそう言い出す危険性が高まるからです。
ちなみに、片付けのプロ・こんまりさんが何かの雑誌で
「片付けは祭りと一緒。毎日コツコツやるものではない」
こんまりさん
と言ってたことがあるんですが一理あるな~と思いました。



自分の部屋なら、コツコツ毎日片付けるのでも全然いいと思うんです。毎日の小さな片付けってとっても大切だし。
でも片づけるのは実家。
コツコツやっていると、ある日突然親が
「やっぱ面倒」「片付けやめよ」
と言い出しかねません。



だから、土日で一気にやっちゃうのが得策です。
そして土日にいっきにやる場合、
「誰がいつどの時間帯に何をするのか」を綿密に計画することが重要。
具体例はこんな感じ


この計画の立て方は、私の著書


で徹底的に解説してます。



目次をチラ見せすると、こんな感じです




帯に「成功率100%の片付け術」と豪語しているくらい完璧な計画を立てることができます。



「絶対に今度こそ実家を片付けたい!」という人に強くオススメできる本です♪
この本を読めば、実家の片付けを100%成功させるこんな計画↓を立てることができます。


その場合は、紙とペンを使って簡単でいいので
「土曜の午前」「土曜の午後」「日曜の午前」「日曜の午後」にやることを親とすりあわせて書いておくと安心です。
とにかく実家の片付けは計画が8割、実行が2割。



計画なくして成功はありえません。
ぶっつけ本番ではなく綿密な計画をもって臨むのがオススメ。
親がすることはモノを「要る・要らないを判断するだけ」にして負担を減らす



また、当日の親の負担を減らすことも重要。
基本的には
「要る・要らない」を判断する
ことだけに集中してもらいます。



親がすることは、ソファに座って「それはとっておく」「それは売る」など指示を出すだけ。
大型家具を解体したり不用品を庭に出したりといったことは、不用品回収の業者さんや体力のある子供たちが担当。
こうすることで
「疲れたからもうやめよ」



と言いだすのを防ぎます。
【重要】必ず、プロに頼ること!
そして最も重要なこと。それは、必ず、プロに頼ること!


部屋をこんなに散らかす人は片付けが当然苦手です。



だから、実家を片付ける際はプロに頼りました。
ゴミ屋敷を片づける時に絶対に頼るべき、3人のプロ
じゃあどんなプロに頼るべきか?
次の3人を呼ぶのがベスト
- 収納のプロ「整理収納アドバイザー」を呼ぶ
- 家事代行サービスで、掃除のプロを呼ぶ
- 不用品を詰め放題の回収サービスで、ガラクタ回収のプロを呼ぶ
収納のプロ「整理収納アドバイザー」を呼ぶ


「整理収納アドバイザー」に依頼することで、
- 取り出しやすく
- 戻しやすい
最高の収納を実現することができます。





こういう収納にすると何が起きるか?
部屋がそもそも散らからなくなります。
だって取り出しやすいから、
- 「出すの面倒で新しいの買う」
- 「そもそも持ってるのを忘れて新しいのを買う」
ことがなくなる→だからモノが増えない→だから部屋が散らからない。
また、戻しやすい収納だから、使ったらすぐにモノを戻せる→だから部屋が散らからない。



最高すぎてアドバイザーの方に収納見てもらっている間、ずっとこんなこと考えてました。





もう本当に最高でした。
整理収納アドバイザーさんに収納改善してもらったレビュー記事はこちら


この時、整理収納アドバイザーさんに改善してもらった収納があまりに快適すぎて、
「クローゼットだけじゃなくて、食器棚やシンク下の収納とか、家じゅうの収納を改善したい!」
と思い、私の場合は自分で整理収納アドバイザーの資格までとってしまいました。
整理収納アドバイザーの資格をとった時のレビュー記事はこちら


整理収納アドバイザーが収納を改善すると、
使いやすい最高の収納になるだけでなく見た目もスッキリと美しくなります。
私の家の収納






絶対に、実家の片付けの時には整理収納アドバイザーの力が必要です。
ゴミ屋敷は、素人が片付けても絶対にゴミ屋敷に戻ります。
二度とゴミ屋敷に戻さないよう、
・モノが取り出しやすく
・使った後のモノがしまいやすい
という最高の収納をつくることが何より重要。



そのために整理収納アドバイザーの力を借ります。
散らかった部屋を整理収納アドバイザーが実際に手掛けるとこうなります。
衝撃のビフォーアフター


今回はビフォーアフターの写真が一番すごかった「片付け名人」で依頼しました。
整理収納アドバイザーに依頼できる「片付け名人」のサービスでお願いすると
4時間で21,780円
とかなりの破格。 ※別途交通費1,056円がかかる



4時間もあれば部屋がものすごい片付きます。
対応エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府。
写真の通りすごいきれいになるので本当にオススメです。


家事代行サービスで、掃除のプロを呼ぶ
次に、掃除のプロを呼びましょう。
実家の片付けをしていると、だんだんと床や壁が見えてきます。



しかし、その床や壁はホコリやカビだらけ!!
するとこんな問題が出てきます
- 片付けで手がいっぱいで、掃除する余裕がない
- 家族のだれかが掃除を担当できたとしても、こびりついたヨゴレを落とすのにかなり時間がかかる
- 特にお風呂場、キッチンなど水回りのヨゴレは頑固で素人にはムリ



なので、ここは素直にプロの力に頼りました
今回依頼したのはかなり安価にお願いできる「キャットハンド」さん。


トライアルだと1時間あたり1,992円なのでめちゃくちゃ安い。
しかも結構いろんなことをお願いできます。
キッチンなどの水回りはピカピカにしてくれるし、
ゴミ屋敷の掃除中に出た汚れた洋服の洗濯(干すのまで)やってくれる。



窓ふきやシーツの交換、靴磨きや買い出しなどもお願いできます。
実家の片付けしてるときに「ゴミ袋が足りない!」とか「雑巾がなくなった!」など
足りなくなったものが発生したら買ってきてもらえるので本当に助かる。


プロなので掃除の仕上がりもすごいです。
ゴミ屋敷の片付けですから、徐々に床や壁、窓が見えてくるとその汚さに唖然とします。
凄まじくガンコな汚れも本当にきれいにしてくれる。



これは素人では絶対に無理。頼んでよかったです。
対応エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府。
\ トライアルだと1時間あたりの単価が1,992円! /
不用品を詰め放題の回収サービスに申し込む
さて、最後に不用品回収サービスにも申し込みました。
基本的にどのサービスも
「トラックを借りて、そこに要らないモノを詰め放題」
という内容です。


これの何が良いかというと
「せっかくトラック借りたんだし、要らない物をたっぷりつめこまないと損!」
という気持ちになることです。



今回は、出張費や車両料金、搬出作業費が全部無料で安くやってくれるアールクリーニングさんに依頼しました。
作業実績もすばらしいです。不用品回収したお部屋がこちら。
不用品回収 ビフォーアフター


実家の片付けでは大型のゴミも大量に出ます。
それらを粗大ごみに出そうとすると、
- 市の公式サイトから粗大ごみ回収依頼をし
- 粗大ごみチケットをコンビニで買い
- そのチケットをゴミに貼り
- 粗大ごみを解体して回収当日に家の前に出す
と、やることが多くイヤになってしまい
「面倒だから、やっぱり捨てなくていいや」
とゴミが家の中にある状態が続きます。



なので、一気に実家を片付けるためにも回収サービスの利用はオススメ!
オススメはアールクリーニング


対応エリアは東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県。
出張費や車両料金、搬出作業費が全部無料なのがうれしい


だからかなり安くやってもらえます。
不用品を詰め込むトラックの大きさで値段がかわります。


軽トラに載せ放題のプランなら、9,800円から。
トラックの大きさと値段
商品 | 価格 | こんな人にオススメ |
---|---|---|
軽トラ | 9,800円~ | 1R~1Kの一人暮らしのお部屋を片付けたい人 |
大型トラック | 24,800円~ | 1R~1Kの一人暮らしのお部屋を片付けたい人 |
1tトラック | 34,800円~ | 2LDK~3LDKのお部屋を片付けたい人 |
1.5tトラック | 39,500円~ | 2LDK~3LDK以上の広さのお部屋を片付けたい人 |
2tトラック | 59,800円~ | 大家族の引っ越しなどで大量の不用品やゴミが出る人 |
4tトラック | 要相談・お見積もり | ゴミ屋敷の清掃や一戸建てにある不用品をまるごと片付けたい人 |



今回は一軒家の実家だったので、「2トントラック」をお願いしました。
親も現金なもので、すごく大きな2トントラックを見たら
「詰め放題だし、たくさん詰まないと損だ!」
となっていつもだったら「何かに使うかも」ととっておくモノですらどんどん捨ててました。
「捨て」が捗るので、トラック詰め放題はすごくいい。
\ 軽トラなら9,800円からで詰め放題! /
はやめに予約しないと埋まってしまうので注意
実家の片付けの時に頼るべき3人のプロ「整理収納アドバイザー」「掃除代行」「不用品回収サービス」。
うちの場合、実家の片付けをする予定日の
10日~2週間ほど前には予約
しました。



3日前くらいに予約しようとすると、予約がとれないこともあるので早めがオススメ。
「絶対にモノを捨てたくない!」と親が言う場合の対処法
「どうしても捨てたくないものは、トランクルームに預けてみない?」と提案する


さて、親が当日
「どうしても捨てるのはイヤ!」



と言い出すことは想定済みです。
だから、そう言い出すことを前提に
「捨てたくないものは、トランクルームに預けてみない?」
と親に事前に提案しておきます。
トランクルームとは
名前の通り「しばらく使わないモノ」を預けるための小さい倉庫のこと。


「全然使ってないし今後も使わないけど、どうしても捨てたくないモノがあったらトランクルームに預ければいいよ」
と伝えておくことで、
「あ、無理に捨てなくていいんだ」
と安心させることができます。
モノの量が少ないならトランクルームより安い「宅配収納」でOK


ただし、親の性格にもよりますが
不用品の詰め放題サービスにテンションが上がって大量にモノを断捨離し



実際にトランクルームを利用することになる可能性は低いかも。
その場合は
トランクルームよりもはるかに安い(月額250円からとか)宅配収納



を利用するのがオススメ。


宅配収納とは
宅配収納とは、「年に何回かしか使わないモノ」や「季節用品」を預けるためのサービスです。
スキー用品や水着、冬用のコートやブーツ、かさばる冬用の布団などを預けることが多いです。
預けるモノの例





私の場合、以下のモノを預けてます。
- 登山用品
- 冬用の布団
- 冬用コート
- 喪服
このような、かさばる大きいものが家のクローゼットにあると、
クローゼットがパンパンになってしまいクローゼットの換気がすごく大変に。





換気をしないと、ギッチギチにつめていた冬用布団や冬のコートがカビてしまいます。
※クローゼットは本当に湿気がこもりやすいので、マジで衣類がカビます。
しかし、季節用品やめったに使わない登山やスキー用品をあずけるとクローゼットがこんなにすっきり。


ちなみに私のクローゼットはこんな感じになりました。





本当にすっきり!
トランクルームと違って「段ボールに入りきるくらいの少量の荷物」を預けるだけなので
月額料金もトランクルームよりはるかに安いです。



今回は月額がお手頃なminikuraさんに預けました。


宅配収納「minikura」のメリット
- 月額275円から利用できる
- コートなど衣類を預ける時にクリーニングもしてくれるから便利
- 湿度・温度が一定の倉庫で保管してくれるのでカビの心配もない



クリーニングまでやってくれるのは特にありがたい
しかも「預けた荷物、やっぱいらないなー」と思ったらそのままヤフオクで売ってくれます。
また、
- しばらく使わない書類
- そのうち整理しようと思ってたアルバム
を預けて「やっぱいらない」となったら文書溶解(=水と機械を使って溶かす)もしてくれます。
宅配収納の使い方はすごく簡単。
- 公式サイトで預けるモノを入れるための箱を取り寄せる(すぐ来る)
- ヤマトか佐川で集荷依頼して、着払いで送る
- 必要になったら公式サイトから「荷物を取り出す」ボタンを押して、翌日(か翌々日)には荷物が家にある
といった使い方をします。
今回、実家の断捨離では以下のモノを預けました。
預けたもの一覧


すごく邪魔なスキー用品


夏に干す体力がない!冬用の布団


すごくかさばる冬用のコート


めったに着ない水着


全然使ってない父のレコードコレクション


カビたら買いなおさないといけないので喪服


ほぼ見返さない子供たちの賞状


本当に捨てるか迷ってるモノ(スカーフとか)


趣味で集めた雑誌



特に、雑誌やレコードはあずけてよかったです。全然使わないのに、すごくスペースを使うので。
宅配収納で預ければ捨てずに済むし、
温度と湿度が一定に保たれた倉庫に預けるのでカビの心配もなく親もほっとしてました。





月額275円から使えるのでほんとに便利


\ クローゼットがすっきり!/
実家の片付けの「前日」までにやること
さて、ここまで段取りが終わりました。


段取りが終わったら、実家の片付けの「前日までに」
実家の断捨離で当日使うものを準備します。
段ボールを準備


まずは段ボール。
大き目のものを用意します。



1部屋ごとに最低6枚あると良いでしょう。


こうやって、その部屋にあるものを「捨てる」「売る」「保留」にカテゴライズするために使います。
部屋にあるモノを床に全部出すことになるので、床を傷つけないよう100円ショップのレジャーシートがあると便利。
ゴミ袋を準備


また、ゴミ袋は大量に用意しましょう。
ゴミ袋は少し高めの頑丈なものを買うと、
「当日の作業中ゴミ袋が破れて片付けがさらに大変」ということを防げて安心です。
掃除用具を準備





また、掃除用具もしっかり準備。
100円ショップで雑巾を大量に買ってきて、泡で出てくる掃除用の中性洗剤を用意すればOK.
洗剤はこれ一本で家中どこでも掃除できるウタマロがオススメです。



見た目もかわいいし、これ一本で済むし、ヨゴレもよく落ちるのでずっとリピ買いしてる。
軍手、エプロン、マスクを用意


また、手をケガしないために軍手を用意。
粗大ごみを解体しているときに服がやぶけないようエプロンがあると安心です。
そしてホコリでのどを痛めないためにマスクも準備。



全部100均ので十分です
理想の部屋にするための家具を買っておく
そして最後に家具を買います。


どこで買うかにもよりますが、家具は届くのに数日かかることもザラなので早めに手配。



ちなみにお父さんの還暦祝いとして、インテリア代は全部私が持ちました。
そしたらお金が余ったんですが
まさかの別の部屋もやる事態になりました。



まぁいいか
【重要】ゴミ屋敷のビフォーの写真を撮っておく





さて、最後にとても重要なことを。
実家の片付け当日までに必ず「ビフォーの写真」を撮っておきましょう。
これがあると、親が
「もう二度とこんな汚い部屋で暮らしたくない」
となってリバウンド防止になります。
実際に断捨離前に撮った写真















こんな感じでビフォーアフターを「写真で」確認できるのですごく便利。
【前半戦】実家の片付け、「当日」の流れ
さて、ここまでで当日使うものの準備が終わりました。
ここからは実際の当日の流れを見ていきましょう。
当日の流れ
面倒ですけどマジで全部出します。
親に判断してもらいます。
詰め放題なのでどんどんやる。
掃除の指示だけ出してやってもらうだけ。そばにいなくてOK。
収納する際は、アドバイザーさんのすぐそばにいる必要がある。
一番楽しい部屋作り。
モノを全部出して「捨てる」「売る」「保留」「とっておく」に分ける


まず、部屋の中にあるモノを床に全部出します。
もしレジャーシートを準備できているのなら、シートの上にモノを置きます。



そうすれば床が傷つかない。


その後は、出したモノをこの段ボールに仕分けしていきます。
「捨てる」「売る」「保留」にわけていきます。



分ける際の判断基準としては、次のようにするのがオススメ。
処分判断のためのフローチャート


これの通りに仕分けするとスムーズです。
ひとつ一つのモノに対して丁寧に捨てるかどうかを考えると日が暮れますし、
何より頭がすごく疲れるのでチャートに従ったほうが効率的!



仕分けしたら、捨てるモノはそのまま燃えるゴミにだします。大きいゴミの場合は予約しておいた不用品回収トラックに積みます。
「売る」「保留」と判断したモノは間違って捨ててしまわないよう
「その日は片付けない場所」(例えば客室や和室など)に置いておくと安全です。
【注意】こんなモノが売れたりするので、むやみに捨てないこと
なお、こういったモノが意外と売れるので、状態がよければ宅配買取に出すのがオススメです。
意外と売れるモノ
バッグ


財布


服飾小物
(ネクタイ、ベルトなど)


洋服


靴


ブランド家具


開封済みコスメ


開封済み香水


着物


毛皮


腕時計


アクセサリー


金や貴金属


宝石


家電


パソコン


スマホ


羽毛布団


ブランド食器


キッチン用品


使用済み文具


お中元やお歳暮で
もらったギフト


スポーツ用品


ベビー用品


チャイルドシート


ベビーカー


ライター


カメラ


楽器


レコード


CD・DVD


ゲーム


フィギュア


トレカ


アウトドア用品
(テント、寝袋、ランタン)


釣り用品


骨董品


美術品


古銭


お酒


工具類
(電動ノコギリやインパクトドライバー)


記念硬貨


切手


金券


お酒の空き瓶


バイクウェア


ゴルフ用品


日本人形・西洋人形


壊れたもの(=ジャンク品)


大学教科書や、専門書


こういうのは買い取ってもらえないので注意
ちなみに、こういうモノは大抵どこの業者にも買い取ってもらえません。
買取不可なモノ






そのほかの「買い取ってもらえないモノ」一覧を見る
- 畳
- ボーリングボール
- 植木鉢(破損品)
- こたつ(破損・付属品欠品)
- ガラスケース等のガラス品
- ウオーターサーバー
- ペンキ(使用済み・開封済み)
- タイヤ(3年以上経過)
- 樹脂タイヤチェーン(使用済み)
- 観葉植物
- スーパーのかご
- 電気あんか
- 家具(欠品、破損、劣化、無名和家具、復元不可、ソファ、ベッド)
- 故障している・開かないバック
- スキー板・ボード・靴等(一部除く)
- ゴルフバッグ(劣化・故障品)
- 金庫(ダイヤル式、暗証番号がわからない、古い、大きい)
- 使用済みのバッテリー
- 置物(破損品)
- 使用済みの磁気テープ等
- 新品以外のトイレチェア
- ゴルフクラブ(木)
- 旧型収入証紙、一部チケット商品券
- リース品
- 木材
- 偽札
- 肥料
- 磁気ネックレス
- ブランドリメイク品
- 梅酒容器
- 衣装ケース・収納ケース
- バッジ類(警察、弁護士、社章等)
- 使用済み液体製品(洗剤・墨汁・インク等)
- ベビーカー(欠品有、状態が良くない、年式が古い)
- レンガ・コンクリートブロック
「捨てる」と判断したモノは、詰め放題の不用品回収トラックへ!
さて、「捨てる」と判断したモノで大きいものは、
予約しておいた詰め放題の不用品回収トラックにどんどん積んでいきます。



いらない椅子とか衣装ケースとか。
※服とか紙とかは、普通に燃えるゴミの日に出しちゃいましょう。


実際にスタッフさんが詰め込むのを手伝ってくれるんですが
隙間なく上手に詰め込んでくれるので大量のモノを捨てることができました。



まるでテトリスみたいで、トラックの天井までギッチギチにしてくれました。
お昼ご飯をパパっと済ませる


さて、部屋にあるモノを
- 捨てる
- 売る
- 保留
に分け終わったらお昼ご飯。



とにかく当日はバタバタするので、お弁当でパパっと済ませる!
【後半戦】実家の片付け、「当日」の流れ
床や壁が見えてくるので、掃除代行のプロに掃除してもらう


さて、お昼を食べ終わったら後半戦。
部屋にある大量のモノを分別し終わると、やがて床や壁が見えてきます。



あまりの汚さに絶句
ここで掃除のプロの出番です。
予約しておいた掃除代行の方に、片っ端から掃除してもらいます。


実際にやってみるとわかるんですが、この掃除をする際にプロがいると大助かり。



プロだから掃除の仕上がりもすばらしいし。
私んちレベルのゴミ屋敷の方は、ぜひプロの力を頼ってみてくださいね。
※なお、掃除代行をお願いする際、洗剤や掃除用具は依頼主が準備しておく必要があるのであらかじめ用意しておきましょう。
「とっておく」と判断したものを、整理収納アドバイザーに収納してもらう


さて、掃除が進む一方で「とっておく」と判断したものを収納していきます。
ここで整理収納アドバイザーの出番!
- 取り出しやすく
- 戻しやすい



という収納を一緒につくっていきます。
掃除のプロに掃除をお願いする際は、
最初に「ここをキレイにしてほしい」と伝えてその場を離れてもたいていは大丈夫です。
ですが、収納のプロに収納をお願いする際は必ずそばにいてください。
というのも、「親にとって」使いやすい収納をつくるためにいろいろと質問をされるからです。


「ここにコレが収納されていると、取り出す時どういう姿勢になります?」
など親の腰やヒザの負担をアドバイザーさんたちがその場で確認し、
確認した上で「では、これはココにこのように収納しよう」と決めるわけです。
今回はクローゼット、食器棚、書類の棚の収納をやってもらいました。


見た目もうつくしく、凄まじく使いやすい収納が完成します。



ぜひプロの力に頼ってみてくださいね。
買っておいた家具を組み立てて、部屋作りする


さて、ここまでで
- 「捨てる」「売る」「保留」の仕分けをして
- 掃除をして
- 残した「使うモノ」の収納
が終わりました。



あと残っている作業は一つだけ。
片付けで一番楽しい「部屋作り」です。





指をケガしないよう、必ず軍手をはめて組み立ててくださいね。
【重要】片付け終わったきれいな部屋の写真を撮る
さて、部屋作りまで終わったら必ずやってほしいことがあります。
それは、アフターの写真をとること!
実際のアフター写真















これやると満足感がハンパない
家族で打ち上げ
さて、アフターの写真を撮ったころには日が暮れていると思います。
そしたら、家族で打ち上げ!



我が家は全員で居酒屋にいきました。



家族の打ち上げ、めっちゃ盛り上がりました
実家の片付けが終わった「翌日」にやること


さて、片付けが終わり、部屋作りも終わり、打ち上げも終わりました。
しかしまだやることが2つ残ってます。
この2つをやる!
- 捨てるかどうか保留にしたものを、宅配収納で預ける
- 売ると決めたものを、宅配買取で売る
「捨てるかどうか保留にしたもの」や「季節用品」を、宅配収納で預ける


まずは、宅配収納で「捨てるかどうか保留にしたもの」を預けます。
我が家の場合は以下のモノを預けました


すごく邪魔なスキー用品


夏に干す体力がない!冬用の布団


すごくかさばる冬用のコート


めったに着ない水着


全然使ってない父のレコードコレクション


カビたら買いなおさないといけないので喪服


ほぼ見返さない子供たちの賞状


本当に捨てるか迷ってるモノ(スカーフとか)


趣味で集めた雑誌



預けたことで、こんなにたくさんの良いことがありました
- スキー用品など大きい物を預けたから、家が一気に広くなった
- 布団や喪服などを預けたから、カビないよう定期的に干したりクリーニングしたりしなくて済む
- 本当に捨てるか迷っているものを倉庫に預けるという形で一時的にそれがない状態(=広くて快適な部屋)を体験できた



宅配収納は本当にいいことづくしなので、ぜひ一度体験してみてください♪
今回は月額275円から利用できるminikuraを使いました!




\ クローゼットがすっきり!/
家族のビデオテープを、業者にデジタル化してもらう


また、今回子供たちが赤ちゃんだった頃のビデオテープも出てきたので
- ビデオテープのデジタル化
- ビデオテープのDVD化サービス



をしてくれる業者にデジタル化を依頼。
今回は、国内最大級ダビングサービスの「ダビングコピー革命」さんに依頼しました。


- 値段:1本548円から
- デジタル化にかかる期間:本数やテープの種類によって異なる。目安は40日程度
- フロー:ビデオを送って、デジタル化してもらったらビデオを返送してもらうだけ
なお、ありとあらゆる形式のものをダビングできます。


カセットテープやMD、VHSなどもデジタル化できるので超便利。



父が昔、バーでギターを演奏した時のカセットテープも出てきたのでついでに音源のデジタル化も依頼しました
\ ぼたんだよ /
「売ると判断したモノ」を、宅配買取で売る


さて、ここまで終わったらいよいよ大詰め。



これが最後の作業です。
不用品を、各種業者に宅配買取してもらう!
早めに売らないと、「やっぱ売るのやめる」と言い出すので注意
とにかく宅配買取はスピードが命。



早くしないと親の気が変わってしまい、「やっぱりとっておく」と言い出すのでほんとに素早く売ってしまいましょう。
買い取ってもらったモノ




買い取ってもらうモノは全部納戸におしこんでおきました。
これを全部買い取ってもらった結果……
買取の総額
61万円
になりました。
※何がいくらで売れたのかは集計中。のちほどアップします。
「部屋もすごくきれいになって、そのうえ臨時収入まで入るなんて」



と親は大喜びでした。よかった。
買取業者を選ぶコツ3つ
さて、今回実家の不用品を売る際に気を付けたことは次の3つです。
- 高く買い取ってくれること
- 「段ボールの郵送無料」「査定無料」「返送無料」が無料であること
- シニア世代の親でも、簡単に売れること
特に一番最後はとても重要。
売る手順が多いと
となってしまいますしね。
簡単に売れるのであれば、今後「これもいらないなぁ」と不用品が出た時に親が自分で宅配買取を申し込めます。
このフローならシニアの親でも簡単にできる!
- 公式サイトで申し込み
- 要らないモノを郵送する
- 査定額がメールで来るので承諾
今回は、この3ステップで買い取ってもらえるサービスであることを重視しました。
なぜ「宅配買取」がオススメなのか?


さて、今回は不用品を段ボールに詰めて郵送するだけで終わる
宅配買取「のみ」を利用しました。
それはいったい何故か?
「店頭買取」だと、面倒くさがってお店に行かない


まず、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう「店頭買取」だと
親がすごく面倒くさがります。



しかも不用品の種類によっては、重たかったり大きかったりで運ぶのが大変です。
「店頭買取」に行って不用品を売ったとしても、新しい何かを買って帰ってくる


しかも、リサイクルショップに物を売りに行くと
せっかく来たんだから、何か買わないと!
という気分になってしまいせっかくモノを売って部屋が広くなったのに
売りに行ったリサイクルショップで新しくモノをどっさり家に持ち帰るハメに。



家の中のモノの総量が変わらないので、本当によくない。
「出張買取」だと、来てくれた業者さんに気を使ってしまい「その査定額だと売れません」と言えない


また、業者さんが家にきて
その場で査定してくれる「出張買取」というのもあるんですが
親がこの出張買取を利用してしまうと、来てくれた人に遠慮して
なので、出張買取も利用しませんでした。
【最高】宅配買取なら、いらないモノを段ボールにつめて着払いで送るだけ


その点、宅配買取なら段ボールに詰めて着払いで送るだけ。
だから宅配買取「だけ」今回は利用しました。



最高です
なぜメルカリを使ってはいけないのか
また、メルカリも今回は(ほぼ)使いませんでした。
モノによりますが売れるまで時間がかかるためです。





売るモノが大量にあったので、とにかく早く手放して部屋を広くしたかった
あと単純に、売れるのを待っている間に
となりかねないので結構危険。
ゴミ屋敷に戻さないための、たった2つのコツ


さて、無事に実家の断捨離に成功しました。
実家の断捨離はすごくすごく大変。
だからもう二度とあのゴミ屋敷に戻したくない。



戻さないためには、やることが2つあります。
1アクションで元の位置にしまえる収納にする
ひとつは、1アクションで元の位置にしまえる収納にすること。


この写真のような収納が理想ですね。
ハンガーをかける、引き出しをあけてモノを置くといった具合に、1つのアクションでモノを元に戻せます。
こういう収納だと、モノを戻しやすい。だから親はちゃんと使ったモノを戻す。



逆にいうと戻しにくいと面倒になってその辺に置く。だから散らかった部屋に戻ってしまう。
整理収納アドバイザーの方が収納をつくっていてくれるので、基本的に1アクションで元に戻せる収納にはなっています。


ですが日々の生活の中で「あ、コレを戻すときには2アクションいるな」といったことが発生します。
そういったときに1アクションで戻せるよう微調整しておくと良いでしょう。
モノは勝手に減らないので、定期的に見直して処分


また、モノは増えることはあっても簡単には減りません。



マグカップ、ボールペン、洋服など。
いつの間にか増えていきますが、気づいたら減っていたなんてことはない。
なので定期的に持ち物を見直して、使ってないモノを手放します。
理想は3か月に一度持ち物を見直し、要らないモノを処分。
難しいなら一年に一度、大掃除の時などに見直すと良いでしょう。
「整理」に似ている言葉に「収納」「片付け」「掃除」がありますが、次のように区別することができます。
それぞれの違い


実家の両親に起きた驚愕の変化





さて、最後に親の変化をご紹介。
実家の断捨離に成功してから親にすごい変化が現れました。
片付いた部屋を維持したいと言い出した




「ずっとこの部屋で過ごせるよう、片付いた部屋の維持を頑張る」と言い出しました。
父が言った最近のセリフ





よっぽど片付いた部屋が快適だったみたいです。
モノを探さなくなった


また、毎日10分20分はあった「モノを探す時間」が消滅。
以前は、実家に帰ると「スマホがない」「鍵がない」と毎回大騒ぎしてました。




ですが見ての通り、すっきり片付いているのでスマホや鍵が置いてあったらすぐわかります。
また、収納ケースにラベルを貼ったのも効果的でした。
ラベルを貼った収納








こうやって、収納ケースに「文具」「旅行用品」などラベルをはたので、
何がどこにあるかわかるようになったんですね。



だから本当にモノを探さなくなりました
親が一日20分探し物をしていたとして、年間になおすと121時間。
この121時間という膨大で無駄な時間がなくなったので、
筋トレや散歩、読書や映画鑑賞などの時間にあてられるようになったそう。



ほんとによかった!
料理を楽しみ、お風呂にゆっくり入り、ぐっすり眠れるようになった
そして生活の質がかなりアップしたそうです。




このきれいなお部屋で読書やヨガを楽しんだり。
キッチンもきれいになったので手の込んだ料理もつくるようになったし。
風呂場もぴかぴかにしたのでゆっくりお湯につかって疲れもよくとれるようになり。
ベッドにも何ものってないから体を伸ばして眠れるようになり睡眠の質もアップ。



実家の断捨離で起きた変化。いいことづくしでした。
まとめ


さて、まとめです。実家を片付けるためには
- 親を説得し
- 綿密な計画を立て
- 土日で一気に片付ける!



本当に大変ですが、ゴミ屋敷のまま家の中で転倒して要介護になる可能性を極限まで減らせます。
本当に、片付けてよかった!
実家の片付けをリアルタイムでツイートしてた時の様子



大変だったけど、頑張ってよかったです。
くり返しになりますが、
とにかく実家の片付けは計画が8割、実行が2割。


この綿密な計画がなければ成功できませんでした。
この計画の立て方は著書で徹底解説してます。



ぜひお手に取ってみて下さいね!
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
実家ではなく私の汚部屋を片付けた時のビフォーアフターも公開しているので、
よろしければ御覧になってください。

