
- 最近台風や地震、大雨のニュースが多くて怖い
- 用意してある防災グッズで本当に足りているのか、とても心配
- 震災に備えて完璧な防災リュックをつくっておきたい
防災グッズをきちんと揃えておかないと、いざ震災が起きた時に命にかかわります。

命にかかわらなかったとしても、避難所の生活が不便で辛いものになってしまう。
そこでこの記事では、
- 絶対に用意すべき「必須の防災グッズ」
- 女性・子供・シニアごとに必要な防災グッズ
- 実際に防災リュックを一から作ってみてわかった、「失敗しない防災グッズの選び方」
を徹底解説します。
この記事を読むことで、いざ被災した時に「コレがなくて困る!」といったことが無くなります。
今回つくった防災リュックは、「避難する時に持ち出す」もの


今回作る防災リュックは、
避難する時に持ち出す、1日分の必要なもの
です。



防災グッズには3種類ありますが、今回作るリュックは真ん中の「避難する際に持ち出すもの」です


防災リュックの中身をそろえよう!チェックリスト
国が出している防災リストにあるものを用意







このリストに載っているものを、防災リュックにいれていきます。
水


まずはお水。



一般的なペットボトルの水は、1~2年ほどもちます。
いざ使うというときに「消費期限が切れてた!」なんてことのないよう
保存期間が5年もある防災用のお水を買っておくと安心です。
食品(最低3日分の用意)


3日分の食料も準備。チェックリストを見てみると、
- アルファ米
- レトルト食品
- ビスケット
- チョコレート
- かんぱん
と書かれています。
アルファ米
アルファ米とは、炊きたてご飯を急速乾燥させたもの。



水を注ぐだけでご飯ができあがるので、防災食にぴったり。


これだけだと飽きるので、炊き込みご飯のアルファ米も用意するといいですね。


実際にお湯を入れて食べてみました












防災食は少し多めに買って
一度食べてみることをオススメします。
私も東日本大震災の時に被災しましたが



買っておいた防災食がどうしても口にあわず、つらかったです。
防災食は避難所で食べる
防災食はこんな状況で食べることになるので、せめて食事くらいは口にあったものが良いですね。



おいしくて有名な防災食といえば、アイリスオーヤマの非常食セット。
肉じゃが、豚汁、筑前煮!被災した時こそおいしい物で元気をつける


ここが良い
- 10種類あって、毎日違うご飯が食べられる(重要)
- 5年保存できるので便利
- お米には水を注ぐだけですぐ食べられる



避難生活は数日に及ぶことがあります。
毎食同じご飯(しかもあまりおいしくない)ものだとかなり辛い。
防災食こそ「おいしさ」にこだわるのが良いですね。
楽天一位の人気商品
レトルト食品


レトルト食品も準備。
先ほどのアイリスオーヤマのセットでも十分ですが、



私の場合はカレーも用意。


カレーってかなり腹持ちがいいので、1つ持っておくと安心。
しかも防災食なので「温めずにおいしい」タイプで便利です。
ハウス食品だからめっちゃおいしい!
ビスケット・チョコレート


ビスケットやチョコレートも必ず準備!
これは東日本大震災の被災者たちから
「避難所では甘いものが食べたくなった」
「普段食べている甘いものでほっと一息つけた」
という声があったからです。
私の場合は、「ビスケットは口の中の水分がとられる」
「チョコは食べるとすぐ肌荒れしちゃう」という理由からようかんを準備しています。


おいしいと話題の「井村屋」の防災用ようかんも買いました。





さすが井村屋、防災用のようかんも絶品です。
5年も保存できて便利!


ちなみに普通のようかん以外に、チョコようかんもあります。






ようかんなのに、濃厚なチョコをまるかじりしてるみたいでめっちゃおいしい。
かんぱん
また、かんぱんもリストに載ってます。
最近ではかんぱんをあまり食べなれてない世代が
かんぱんの代わりにパンを用意することが増えたそう。



かんぱんに食べなれてない人はパンを準備するほうがいいですね。
最近ではかわいくておいしいデニッシュの防災パンが缶で売ってるので、
ときどき人へプレゼントとして贈ってます。
私自身は普段あんまりパンを食べないので、防災用カロリーメートを準備。


防災食は、普段食べなれているモノを準備しておくと
いざというとき「口にあわない」という事態を避けられます。



かんぱんやパンよりも、カロリーメイトのほうが食べなれているのでこれを準備しました。
ツナ缶と青汁も


また、リストには載ってないんですが
タンパク質と野菜が足りなくなるので
- ツナ缶
- 青汁
があるといいですね。



特に青汁は重要。
防災食だけだと、ビタミンが不足して口の端が切れるためです。


青汁は意外と砂糖がたっぷり入っていてお肌にも体にも悪いので
砂糖不使用のものがオススメ。
ノンシュガーでも意外とおいしい
防災ヘルメット・防災頭巾


避難所まで逃げる際に頭にかぶる防災ヘルメットも用意。
普段家にあるとすごく邪魔なので、私は折り畳み式のものを用意しました。
ふわふわ素材ですごく軽い!




普段はぺしゃんこにしておくことができます。


衣類・下着


次に衣類と下着を準備。
防災リュックは避難所に持ち込むと書きましたが、
よくテレビで見るように避難所は体育館であることが多いです。



周囲の人に下着が丸見えだといけないなので、見えないタイプのポーチがベスト。
※最近ではプライバシーが確保できるよう敷居がある避難所もあるそうですが、自分の避難先に敷居があるとは限らないので……。


防災リュックがパンパンにならないよう、圧縮できるタイプのトラベルポーチだと便利です。


また、このように二層に分かれていれば「使用済みの衣類」「未使用の衣類」にわけることができて便利。



使っているのはこのトラベルポーチ。
サイズ展開も豊富で、いろんな色から選べるのでオススメです。
カラバリが豊富!





アイスグリーン↓がかわいすぎて追加で旅行用に買ってしまいました。






たっぷりお洋服が入るんですが、圧縮するとぺしゃんこになります。


サイズはXSが日帰り、Sが一泊二日、Mが二泊三日、Lが三泊四日分。



防災用の衣類は三日分は欲しいなと思ったのでMサイズを買いました。
防災リュックに入れるにはMサイズがおすすめ
衣服のポイント


また、中に入れる衣類は普段着慣れたメーカーのモノが良いですね。
私の場合はユニクロの下着、ユニクロのインナーを入れています。
避難所にいて、ただでさえストレスがあるのに
着心地が悪い服を着てさらにストレス増加したら大変。



普段から使っている衣服と同じものを準備すると安心です。




衣類として、ノースフェイスの登山用のTシャツを入れています。
とにかく乾くのがはやい!


普段ジムに行くときに愛用してるものですが、
あまりに乾くのが早いので防災用に2枚追加で買いました。
避難所で寝てる間に乾くので、かなり役立ちます。



色はホワイトとイエローがありますが……
白は本当に透ける!!
ので買いなおしました。グレーなら下着のすぐ上に着ても全く透けない。
また、黄色もかわいいんですが一目見て「レディース」とわかるので
防犯のためにも防災グッズとしては避けたほうが良いでしょう。
レインウェア


次にレインウェアを準備。
自宅から避難所まで歩いていく際に、晴れているとは限りません。


レインウェアは、防災用だと軽くてコンパクトだからリュックに詰めやすいです。
紐なしのズック靴


次に紐なしのズック靴を準備。
なぜ紐なしが推奨されているのか?



避難所まで歩いていくとき、地震や台風でこんなになった道を歩く可能性があるためです。




ヒモがあると釘やガレキにひっかかって非常に危険。


転んだ先に割れたガラスがあって顔を大けが、なんてことのないよう紐なしがオススメです。
私が用意した靴はこちら。


ここが良い!
- 紐がない
- 釘やとがったガラスを踏んでも、踏み抜けない安全靴になってる
- 軽くてペシャンコになるので余裕でリュックに詰め込める
しまむらなどで売っている、普通のズック靴を用意してもいいんですが……。


ガレキだらけのこんなところを歩くとなると、釘を踏んで足を貫通なんてこともありうる。



ので、踏み抜き防止タイプの防災靴を用意しました。
ちなみに、もうヒモなしのズック靴を買っちゃったよ!
という方は「踏み抜き防止のインソール」を買って
それを靴に入れることで簡単に安全靴をつくることができます。
携帯ラジオ・懐中電灯


次に携帯ラジオを用意。



手回し充電できるものが便利です。
私の場合は防災ラジオとして人気のダイナモライトを用意。
見た目もすごくかわいいし、お気に入りです。
次に懐中電灯を用意します。


最近の防災ラジオは、どれも必ずといっていいほど懐中電灯が付属するので
「ラジオを準備すれば懐中電灯を準備する必要がない」ことがほとんどでしょう。
予備電池


次に電池を用意。
100円ショップのものでも十分ですが、
いざというとき「液漏れして使えない!」ということのないよう
10年保存可能な防災用の電池を買っておくと安心です。
携帯充電器(モバイルバッテリー)





次にモバイルバッテリーを準備。
被災時に役にたたないケースが多いので、
普段使ってるモバイルバッテリーはダメです。
防災時に使うモバイルバッテリーに求める条件
- 防水
- 太陽の光でも充電できる
- 手回しでも充電できる
- ケーブルが内蔵されている(=なくすと充電できない



私は「GOHHME」の防災用モバイルバッテリーを用意。




Type-C、USBポート、ライトニングケーブルがついているので
携帯ラジオやiPhone、Androidのスマホなど
基本的にどんなモノでも充電できます。







大きさはiPhoneと比較するとこんな感じ。
分厚くて重量も790 gもあるんですが
「スマホが充電できない!」
となると命にかかわるのでちょっと重たい点には目をつむりました。


ソーラー充電もできるし、このハンドルをくるくる回すだけでも充電できます。



入力用のmicroUSBとtype-Cポートがあるので、USB電源からモバイルバッテリーへの充電も可能。
電気がないと命にかかわります。
モバイルバッテリーは普段使いのものでなく防災用のものを用意するのが安心です。
マッチ・ろうそく


次にマッチとろうそくを準備。
なんでマッチとろうそくが必要なの?
- あかりとして使う
- 体を温めるために使う
- 料理する際にカセットコンロに着火するのに使う
だそうです。
私は停電用の缶ローソクを準備しました。


缶だから保管がしやすいし、停電用なので8時間も使えて便利。
いざというときに「しけて使えない!」ということのないよう
マッチも防災用のモノを準備しました。


防水なので台風で被災した際も使えます。



ただし、火事の危険性があるためマッチもろうそくも避難所では緊急時をのぞき基本的に使わないそうです。
救急用品


次に救急用品を準備。
政府の防災チェックリストには次の4つが記載されてます。
- 絆創膏
- 包帯
- 消毒液
- 常備薬
私は市販の救急セットを準備しました。


ドラッグストアで売ってるトラベル用の救急セットなどで十分でしょう。
使い捨てカイロ


次にホッカイロを用意します。
真冬に被災してしまうと寒さで疲弊してしまいます。
市販のもので十分事足りるので、しっかり準備。
ブランケット


次にブランケットを用意します。



家で普通に使ってる物だと防災リュックにはまず入らないです。
なので防災用のコンパクトであったかいものを用意するのがオススメ。


アルミブランケットなら、小さいからリュックに入るし
すごく軽いのにあたたかくて便利。
軍手


次に軍手を準備。
100円ショップの軍手でも良いのですが、
刃物に触っても切れない「防刃」のものがオススメ。



軍手は避難する際に着用して使うからです。


こんな道を進んで避難するとなると
このガレキを手でどかす必要があることも。
その時に手を切ってケガしてしまわないよう、防刃タイプのものだと安心です。


ワークマンのお手頃価格のものを買いました。
洗面用具


次に洗面用具を用意。
普段使ってる物でもいいのですが


私の場合は髪の毛も体も
水なしで洗える「全身ドライシャンプー」を用意しました。



東日本大震災の時、断水が続いてお風呂に入れずつらかったので。
また、「体はぬれタオルとかで拭いて清潔にするから、髪の毛用のシャンプーだけでOK!」という方は
水の要らないシャンプーを買っておくとよいですね。


ケガや病気で入院中の方がお風呂に入れないときに使う
DHCのこのシャンプーがオススメ。



値段もお手頃だし髪の毛もすごくスッキリする
歯ブラシ・歯磨き粉


次に歯ブラシ・歯磨き粉を用意。
防災用に「無水歯磨き」というシートタイプの歯磨きも売ってるんですが……
私はちょっと仕事で一日外回りする際もポーチを持ち歩いて
外出先で歯磨きするほど歯磨き好きなので、シートはあえて選びませんでした。
タオル


次にタオルを用意します。普通のタオルを準備してもいいんですが、
かさばるし、乾くのが遅い。



オススメは、登山用の速乾タオル。





しっかり吸水するのに、パンパンたたくとあっという間に乾きます。
私はハンドタオルサイズのモノを2枚用意しましたが
水でゆすいで絞り、20分ほどで乾きました。
コンパクトで軽いので防災グッズとしてとても良い。
ペン・ノート


次にペンとノートを用意します。
家族への書き置きをしたり、避難所でのアナウンスを書きとるのに必要です。



ペンはにじまないよう油性のものを用意。
用意したのは愛用しているロディアのもの
なお、ペンとメモ帳は大雨でぬれて使えなくならないよう
ジップロックに入れておくと安心です。


マスク


次にマスクを用意します。
個包装のものだと濡れて使えなくなることもないし、衛生的なので安心。
手指消毒用アルコール


次に手指消毒用アルコールを用意。



普段外出時に使っているもので十分でしょう。
ハンドソープ・石鹸


次はハンドソープ・石鹸を準備します。
普通の石鹸でもいいんですが……
これだと、大きくて重たい。



実際に防災グッズを全部リュックに詰めるとわかるんですが、かなり重くなるので少しでも重量は減らしたい。
そこで便利なのが紙のせっけん。





人気のウォッシュニーのものを用意しました。
手のひらにすっぽり収まるサイズで、すごく軽いです。
ウェットティッシュ


次はウェットティッシュを用意。
いざ使うときに「乾いていて使えない」ということのないよう
5年保証の防災用ウェットティッシュがオススメです。
体温計


次は体温計を準備。
防災用の体温計というものは売られてないので
普通に市販のやつでOK。
貴重品


最後に貴重品を入れて終わりです。
具体的には次のもの
- 通帳
- 現金
- パスポート
- 運転免許証
- 病院の診察券
- マイナンバーカード
このように人がたくさんいる&人が自由に出入りできる避難所に大切な貴重品を持ちこむので
盗難防止のため次のようなポーチに貴重品を入れるのがオススメ。
- ズボンやスカートにつけられるタイプ
- 腹巻タイプ
- 服の下に隠せるタイプ
こうやってボトムに設置できると便利


腹巻タイプも安全で安心
服の下に隠すためのポーチも便利
私の場合は暑がりなので腹巻タイプではなく、この↑マジックテープ式のポーチを買いました。





お腹に巻いて、服の下に隠せるので安心。メッシュだから蒸れなくてうれしい。
また、リストには「現金」と記載されてますので現金も用意しておきましょう。
災害発生時にはクレジットカードや電子マネーが使えません。
お札だと「おつりがない」と言われたりするので、なるべく小銭を用意しておくと安心です。


小銭はなかなかたまらないので、普段からコツコツためておくと便利。
なお、小銭は財布に入れておいてもいいんですが
コインケースが1つあると管理しやすいです。
リストにないけど、あったほうがいいもの
さて、ここまででリストにのっているすべての防災用品をそろえ終わりました。


ここからは、個人的に思う
「リストにのってないけど、あったほうが良いもの」
を紹介します。
家族の連絡先メモ


まずは家族の連絡先のメモ。
自分に万が一のことがあった時に役立ちますし
「地震で自分のスマホが壊れてしまい、
家族の電話番号を覚えてないから、連絡がとれない!」
ということを防げます。
折り畳みのコップ




また、折り畳みのコップもあると便利です。


真冬ならまだいいんですが、夏に被災した場合
ペットボトルに直接口をつけて飲むとバイキンが繁殖して不衛生。


なので、折り畳みのコップがあると安心です。
折りたためるから省スペースで防災リュックにも簡単につめられる。
ヘッドライト




また、ヘッドライトもあると良いでしょう。


真夜中に被災してしまい、こんな真っ暗な中避難所へ歩く可能性もあるからです。



地震発生直後なら、町中停電している可能性も。


また、雨嵐の中使う可能性もあるので防水のものを選ぶと安心。
万能ナイフ




また、万能ナイフもあると良いでしょう。



食材の調理や段ボール・ロープの切断に使います。
缶切り、栓抜き、ドライバー、ピンセットついているものがほとんどなので、様々なことに使えます。
ただし、ナイフに慣れていない人は誤って手をケガしたりするので
その場合はハサミやカッターを防災リュックの中に入れておきましょう。
オールインワンクリーム
オールインワンクリームとは
化粧水、美容液、乳液がこれ一本でOK
というクリームのこと。





旅行の時に愛用していますが、防災グッズとしても使えるのでリュックに入れています。
耳栓とアイマスク


耳栓とアイマスクもあると便利です。
ちょっとお高い物を買うのがオススメ。
避難所にはたくさん人がいるので、夜眠れない可能性があります。



安眠できるよう、ちょっと良いものを用意しておくと安心。
楽天1位の人気商品がオススメ
ゴミ袋


また、ゴミ袋も準備すると良いでしょう。




ちょっとオヤツを食べたり、用意した防災グッズを使ったりするときにちょっとしたゴミが出るからです。
口が閉まる携帯用ゴミ袋もオススメ。
簡易トイレ


また、簡易トイレも用意しておきます。
- 建物が倒壊して使えない
- 断水されて使えない
などの可能性があるため。
エアーマット


このほか、エアーマットも用意しておきます。
避難所に十分な寝具があるとは限らないためです。
ただでさえストレスフルな環境なのに、固い床で寝るのはつらい。
きちんと準備して安眠確保!
また、避難生活が数日続く場合、
(可能であれば)家からマットレスや布団を避難所に持ち込んで使うこともあるそう。
そういったことを想定して、我が家ではアイリスオーヤマの
めちゃくちゃ軽いエアリーマットレスを買いました。



なんと4.5キロしかない。
ちなみに普通のマットレスは7kg~12kgあります。




避難所生活が数日におよぶことも考え、購入しました。
たま~に友達が泊りがけで遊びに来るので、来客用布団として普段は使ってます。
こんなに軽いのに寝心地最高!防災用品としてベスト
子どもがいる家庭の防災リュックに入れるもの



さて、ここからはライフスタイル別の持ち物を見ていきましょう。


子供がいるご家庭では、次のモノがチェックリストに記載されています。
- ミルク
- 使い捨て哺乳瓶
- 離乳食
- 携帯カトラリー
- 子ども用紙おむつ
- おしりふき
- 携帯用おしり洗浄機
- ネックライト
- 抱っこ紐
- 子どもの靴
女性の防災リュックに入れるもの


女性の防災リュックの中には次のものを追加でいれましょう。
- 生理用品
- おりものシート
- サニタリーショーツ
- 中身の見えないごみ袋
- 防犯ブザー・ホイッスル
中身の見えないごみ袋





ちなみに、中身の見えないゴミ袋は使用済み生理用品を入れるために使います。
なので、においを防止できるタイプのゴミ袋だと便利。
私の場合は、ペット用のうんち袋を防災用品として用意しています。


猫のうんちを入れて口をしばると、顔の前にもってきてもニオイがしません。



めちゃくちゃすごい。
防犯ブザー・ホイッスル


また、ホイッスルは地震により建物が倒壊してガレキの中にとじこめられてしまったり、
家具にはさまって身動きが取れないときなどに使います。



防犯ブザーとしても活躍する
なお、寝ている間に地震が起きて目が覚めたら寝室から出られなくなってしまった
ということを想定し、1つ多めに買って寝室に置いておくと良いでしょう。


ベッドのわきに本とタブレットを置く棚がある


本の後ろにホイッスルと懐中電灯を置いてます


小さくて置き場所に困らないので便利!
とにかく音のデカさで命が助かるかどうかが決まるので
すごく大きな音が出る防災笛を買いました。
高齢者の防災リュックに入れるもの





シニアの防災リュックの中には次のものを追加でいれましょう。
- 大人用紙パンツ
- 杖
- 補聴器
- 入れ歯
- 入れ歯用洗浄剤
- 男性用給水パッド
- デリケートゾーンの洗浄剤
- 持病の薬
- お薬手帳のコピー
デリケートゾーンの洗浄剤


「デリケートゾーンの洗浄剤」はこういったものを指します。



「ポータブルウォシュレット」と検索すると出てきますね。
愛犬・愛猫のために用意すべき防災グッズ


ちなみにペット用の防災グッズについても国がちゃんとガイドラインを出してます。
環境庁「人とペットの災害対策ガイドライン」を見るのがベスト


犬・猫と暮らしている人は、
環境庁が発行している「人とペットの災害対策ガイドライン」を見るのがベスト。
まずは避難する際に犬・猫が使うものを用意
犬の場合
- 首輪とリード(逸走対策として小型犬などはリードを付けた上でキャリーバッグに入れる)
- クレートやケージ(扉のついたもの)
- 犬用靴下やバンテージ(大型犬を徒歩で避難させる場合、瓦礫などによる怪我を防止する)
猫の場合
- キャリーバッグやケージ
(同ガイドライン37ページより引用)



この辺りは同行避難する際に絶対使うので必須ですね。
犬・猫のために飼い主が用意すべき備蓄品



次に備蓄品を用意します。
優先順位1 ごはん、水、トイレ関係
- 療法食、薬
- ペットフード、水(少なくとも5日分[できれば 7 日分以上])
- キャリーバッグやケージ(猫や小動物には避難時に欠かせないアイテム)
- 予備の首輪、リード(伸びないもの)
- ペットシーツ
- 排泄物の処理用具
- トイレ用品(猫の場合は使い慣れた猫砂、または使用済猫砂の一部)
- 食器




ちなみに猫用のトイレは折り畳みにできるポータブルタイプが売ってます。


優先順位2 犬・猫の名前や飼い主の情報など
- 飼い主の連絡先と、ペットに関した飼い主以外の緊急連絡先・預け先などの情報
- ペットの写真(印刷物とともに携帯電話などに画像を保存することも有効)
- ワクチン接種状況、既往症、投薬中の薬情報、検査結果、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報
(同ガイドライン38ページより引用)



ちなみにペットの写真は、飼い主とペットが一緒に写っている写真だとよいそうです。
まあそっちのほうが、自分が飼い主だと立証しやすいですしね。
優先順位3 衛生用品とかおもちゃなど
- タオル、ブラシ
- ウェットタオルや清浄綿(目や耳の掃除など)
- ビニール袋(排泄物の処理など)
- お気に入りのおもちゃなど匂いがついた用品
- 洗濯ネット(猫の場合は屋外診療・保護の際に有用)など
- ガムテープやマジック(ケージの補修、段ボールを用いたハウス作り、動物情報の掲示、など多用途に使用可能)
(同ガイドライン38ページより引用)
防災グッズは100均のメッシュポーチで小分けに


以上で防災グッズがそろったわけですが、
これらをリュックの中で小分けする際はメッシュポーチを使うと便利です。


通気性がいいですし、
防災リュックの中身をカテゴライズできるので便利です。


メッシュポーチは100円ショップでも買えますし、少し大きめのものは無印良品でも売ってます。


なお、ジップロックなどのフリーザーパックを使うと
湿気でカビが生えてしまったり、ラジオが壊れたりするので注意。





ただし、紙など水にぬれるとマズいものはジップロックに入れておくとよいですね。
「避難する時に身に着けるもの」を一番上に詰める


さて、メッシュポーチで小分けにしたらいよいよリュックに詰めます。
詰める際は、避難する時に「すぐ」使うものを一番上にして詰めます。
避難する時に「すぐ」使うもの


ヘッドライト


防刃の軍手


安全靴


レインコート


防災ヘルメット



一番上につめておけば、避難するときに「すぐに」これらを着用して避難できます。
中身を入れるための「防災リュック」を選ぶポイント





さて、防災グッズを入れるリュックですが注意点があります。
家にあるアウトドア用リュックや、旅行用リュック、
あるいはこんな感じのスポーツリュックで代用しても良いのですが
「こういうリュックだと防災用として使えない」
という危険性があるので
防災リュックに必要な条件をご紹介。


防災リュックに求める必須条件
- 大容量
- 防水
- 反射板がついている
- 長時間背負っても肩がいたくならない
大容量であること


まず「いっぱい入る」のは大前提。
実際に防災グッズを用意するとわかるんですが、かなりの量になります。



ちゃんと大容量なものを準備しておくと良いでしょう。
防水であること


また、防災リュックは避難所に持ち込むときに使うもの。
つまり、避難所まで移動する際に
台風が来ていたり大雨が降っていたりしたら濡れる可能性があります。



なので、防水であることは必須。




反射板がついているもの


反射板がついていることも非常に重要です。
避難所まで歩いていくのが昼間だとは限りません。



真夜中に避難する際は町中停電もしているでしょうし、非常に暗いはず。
反射板がそもそもついているリュックか、手持ちのリュックに反射板がなければ
100円ショップで反射バンドを買ってきてつけると安全です。
長時間背負っても肩がいたくならないもの


また、避難所まで背負って歩くので肩がいたくならないものが良いでしょう。


都心部・地方など住んでいる場所にもよりますが
下手をすると最寄りの避難所が3キロ先というケースも。
ちなみに東京都だと、「3km未満」となるよう定められています。
避難場所は、指定された避難場所までの避難距離が3km未満となるようにその避難圏域を指定し、避難場所周辺での大規模な市街地火災が発生した場合のふく射熱を考慮した利用可能な空間として、避難計画人口一人当たり1平方メートル以上を確保することを原則としています。
東京都防災ホームページより引用



地方にお住いの方のツイッターなどを見ていると「最寄りの避難所が4キロ先だった」なんてことも。
さらに、防災グッズの重さの目安は男性で15kg、女性で10kgにすると良いとされています。
実際にグッズをつめてみましたが、私の防災リュックも10キロ弱になりました。
かなり重いです。
市販されている10kgの米袋を想像してみてください。


このお米の袋を背負って、3キロ歩く……。



かなりつらい。


なので、とにかく肩が痛まないモノを選ぶとよいですね。
具体的には肩にあたる部分の幅が広く、クッション性が高いものが理想。


極端な話、こういう細くて硬い素材のリュックでなければ大丈夫です。
キャリーとして地面をころがせる2WAYタイプのもの


また、体力に自信がない!という女性の方やシニアの方は
キャリーがついていて荷物をころがせる
タイプのものがおすすめです。




このタイプの防災リュックなら避難所まで防災グッズを楽に運べます。
一目で女性のリュックとわからないもの


また、リュックのデザインは「一目でレディースとわかるもの」は避けたほうがよいでしょう。
女性一人で避難する際は犯罪者に狙われやすいです。


避難するのが真夜中ならなおさら。
避難する際は服装もメンズっぽくするなど、対策しておくと安心です。



具体的には、黒や白の服を着てボトムもズボンにするなど。
出しっぱなしにしても、インテリアになじむもの


それと、防災リュックは基本的に玄関に置きます。



玄関に置けない場合は逃げる際に必ず通る場所に置く。
「すぐに持ち出せるよう、どこかにしまわない」のが基本なので
インテリアの邪魔をしない防災リュックであることは、お部屋にこだわってる人にはとっても重要。


ここまでをまとめると、
防災リュックに求める必須条件
- 大容量
- 防水
- 反射板がついている
- 長時間背負っても肩がいたくならない
できればこの条件も満たしてほしい
- キャリーとして地面をころがせる
- 一目で女性のリュックとわからないもの
- 出しっぱなしでもインテリアになじむ
となります。



めちゃくちゃリサーチした結果、これらの条件を「すべて」満たしているのがラピタの防災リュックだけだったので先日買いました。
ラピタの防災リュック



実際に使ってみましたが、めちゃくちゃ良い。
ラピタの防災リュックは3種類
商品 | 評価 | 価格 | URL | 特徴 |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() キャリーとしても使えるリュック | 避難所が遠いから 重たいものを 持ちたくない人 にオススメ | 16,500円 | 公式サイト | 転がして運べる 値段が高め |
![]() ![]() 普通サイズの防災リュック | 避難所が近いから リュックを背負って 楽に持ち込める! という人にオススメ | 11,000円 | 公式サイト | たっぷり入る ×転がして運べない |
![]() ![]() 小さめの防災リュック | 防災リュックを 置くスペースが 家にない 人にオススメ | 10,000円 | 公式サイト | 値段が安め 小さくて軽い ×いっぱい入らない |
【イチオシ】キャリーとしても使えるリュック


今回私が買ったのがこちら。
キャリーとして転がして運べるのは本当にうれしい。



実際に防災リュックを背負うとわかるんですが、すごく重い。
重たいものを持つのが大変!という女性やシニアにオススメです。
\ 楽々運べる! /
普通サイズの防災リュック





また、キャリーの機能がついていないタイプも!
「最寄りの避難所を調べてみたら300メートル先と近かったので、多少リュックが重くても背負って歩ける」
という方にオススメです。
キャリータイプよりもお値段が5,500円も安くなるのでお財布にもやさしい。
\ 避難所が近い人にオススメ /
小さめの防災リュック


防災リュックとしてはかなりコンパクトな小さめサイズもあります。


前述の通り、防災リュックは玄関に置きます。



玄関に置けない場合は、逃げる際に必ず通る場所に置く。
このコンパクトなリュックならかなり省スペースなので
自分の家が狭く、防災リュックを置くスペースがない!
という方にオススメです。
\ コンパクトで置き場所に困らない! /
震災が発生すると注文が殺到するので、防災グッズは早めに買う


さて、防災リュックは地震や台風が発生すると注文が殺到します。
防災グッズ公式サイトをいろいろ見ましたが必ず書いてある文言がこちら。
災害発生後は商品のご注文が非常に殺到いたします。お届けにはお時間を頂戴いたします。ご了承ください。
ラピタ公式サイトより引用



家に届くまで1か月以上かかることも。
災害が起こってないときにこそ、早めに注文して手元に置いてくのが安心です。
オススメ防災セットランキング



さて、ここからは防災グッズが入った防災セットをご紹介。
ゼロから防災グッズをそろえるのが面倒!という人にオススメです。
オススメの防災セットランキング
順位 | 商品 | 評価 | 価格 | URL | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
🥇1位 | ![]() ![]() キャリーとしても 使える防災セット | 重たいモノを 持ちたくない人に オススメ | 22,000円 | 公式サイト | ・キャリーがついてころがせる ・インテリアになじむデザイン |
🥈2位 | ![]() ![]() ディフェンドフューチャー | 手ごろな価格で しっかり備えたい 人にオススメ | 13,800円 | 公式サイト | ・防災セットとしてはかなりの低価格 ・リュックも中身も高クオリティ |
🥉3位 | ![]() ![]() 防災防犯ダイレクト 防災セット | 「高品質な防災グッズ」をそろえて 避難所生活を快適に したい人におすすめ | 22,000円 (日によって変動) | 公式サイト | ・防災グッズがかなりの高品質 ・値段は少し高め |
4位 | ![]() ![]() アイリスオーヤマ 防災グッズ | 12,280円 (日によって変動) | 公式サイト | ・セットの防災食がめっちゃおいしい ・防災セットとしてはかなり安い | |
5位 | ![]() ![]() Relieved Life 防災グッズ | 14,300円 (日によって変動) | 公式サイト | ・リュックが大きく頑丈 ・毛布をリュックの下に ぶら下げられる |
1位 重たいモノを持ちたくない人におすすめ ラピタの一人用防災セット
サイズ | H46cm×W33cm×D16cm |
重さ | 約6.6kg |
内容 | 多機能ダイナモラジオライト×1、防滴ダイヤルランタン×1、単三乾電池 防災アドバイス×1、長期保存水500ml×4、レスキューライス、アルファ米×3 圧縮タオル×1、アイマスク・耳栓×1、レスキュー寝ふくろ×1 防災エアーマットAIRGOLON×1、レスキューシート×1 トイレONE3枚入×1、マスク×1、全身ドライシャンプー×1 目かくしポンチョ×1、コップ付き歯みがきセット×1 ソフトパックティッシュ×1、救急セット×1、ぱぱっとレインコート×1 らくらく圧縮袋×1、蓄光ホイッスル×1、ウォーターバッグ×1、取扱説明書×1 |
値段 | 22,000円(税込) |
実際に買って使ってみた感想
中身が入った防災セットで買いました。
ダントツで良いです。


とにかく見た目がかわいい。インテリアにすごくなじむ。


キャリーとして床をころがして荷物を運べる。体力ないのですごくうれしい。


たっぷり入る!


色付きのメッシュポーチで最初から小分けされてるのがうれしい。


それぞれの防災グッズが、クオリティ高いのに軽くてコンパクト。


「シャンプー・ボディーソープを持たなくて済む!これ一本で髪の毛も体も洗える水なしソープ」など、一つ二役のグッズが満載。


こんな人にオススメ
- 重たい荷物をキャリーで転がして楽に運びたい人
- 自分のお部屋作りにこだわっていて、インテリアを邪魔しないデザインの防災リュックが欲しい人
\ イチオシ! /
値段も数千円安くなるので
「避難所が近いしリュックが重くても運べるから、キャリー機能はなくていい」



という人にオススメ。
キャリー機能のついてないリュックを見る
キャリーなしの「普通サイズ」防災リュック
サイズ | サイズ:H46cm×W33cm×D16cm |
重さ | 約5.3kg |
内容 | 多機能ダイナモラジオライト×1、防滴ダイヤルランタン×1、単三乾電池 防災アドバイス×1、長期保存水500ml×4、レスキューライス、アルファ米×3、圧縮タオル×1 アイマスク・耳栓×1、レスキュー寝ふくろ×1、防災エアーマットAIRGOLON×1 レスキューシート×1、トイレONE3枚入×1、マスク×1 全身ドライシャンプー×1、目かくしポンチョ×1、コップ付き歯みがきセット×1 ソフトパックティッシュ×1、救急セット×1、ぱぱっとレインコート×1 らくらく圧縮袋×1、蓄光ホイッスル×1、ウォーターバッグ×1、取扱説明書×1 |
値段 | 19,800円(税込) |
キャリーなしの「ミニサイズ」防災リュック
また、普通サイズではなくミニサイズのキャリー無し防災リュックもあります。
サイズ | H38cm×W29cm×D17cm |
重さ | 約5.1kg |
内容 | 多機能ダイナモラジオライト×1、防滴ダイヤルランタン×1、単三乾電池 防災アドバイス×1、長期保存水500ml×4レスキューライス アルファ米×3、圧縮タオル×1、アイマスク・耳栓×1、レスキュー寝ふくろ×1 防災エアーマットAIRGOLON×1、レスキューシート×1、トイレONE3枚入×1 マスク×1、全身ドライシャンプー×1、目かくしポンチョ×1 コップ付き歯みがきセット×1、ソフトパックティッシュ×1 救急セット×1、ぱぱっとレインコート×1、らくらく圧縮袋×1 蓄光ホイッスル×1、ウォーターバッグ×1、取扱説明書×1 |
値段 | 18,800円(税込) |
2位 手ごろな価格でしっかり備えたい人にオススメ「ディフェンドフューチャー」
第二位はこちら。



ディフェンドフューチャーの防災セットです。


サイズ | 48×30.5×17cm |
重さ | 6.56kg |
内容 | ダイナモラジオライト×1、ダイナモラジオ付属充電ケーブル×1 変換アダプタ各種×1、非常用5年保存水 「EMERGENCY」(500ml)×4 尾西食品 尾西の白飯 ×1、尾西食品 尾西の五目ごはん×1、尾西食品 きのこごはん×1 ハウス食品LLヒートレス野菜カレー×1、パワーブーストようかん×1、ウォータータンク×1 エアーマット×1、ポータブルウォシュレット×1、アルミブランケット×1 非常用トイレ3枚セット(ティッシュ付き)×1、歯ブラシ×1、ホイッスル×1 エイドクルー 10点×1、目かくしポンチョ×1、携帯洗濯セット×1 5年保存ボディタオル×1、5年保存ウェットティッシュ×1、シャンプーウェット手袋×1 防災セット内容品一覧×1、防災IDカード×1、非常時持ち出し品 追加チェックリスト×1 防災マニュアル(PDF)×1 |
値段 | 13,800円(税込み) |
実際に買って使ってみた感想
この防災リュックは実際に買って試してみたんですが
安いのにかなりクオリティが高いです。


リュックはもちろん防災リュック


クッションがやわらかく、長時間背負っても疲れない


反射材もばっちりついている


一覧がこちら。最低限のグッズがしっかりそろっている。


一つひとつのグッズが軽くて小さいのでリュックを背負うのが楽


防災食がめっちゃおいしい
防災セットって2万円超えもザラですが
このディフェンドフューチャーの防災セットはお値段13,800円。



かなりお得です。
こんな人にオススメ
- 手ごろな価格でしっかり災害に備えたい人
3位 「高品質な防災グッズ」で避難生活を快適にしたい人におすすめ 「防災防犯ダイレクト 防災セット」



第三位はこちら。
「防災防犯ダイレクト」から出ている防災セットです。


サイズ | 290×385×130mm |
重さ | 約5.5kg |
内容 | 1.ソーラー多機能ラジオ5000、2.5年保存水(500ml×4本)、 3.缶詰ソフトパン(100g×3)、 4.食品加熱袋・加熱剤、5.非常用簡易トイレ(×3回分)、 6.アルミブランケット、7.アルコール除菌ジェル、8.マルチツール、 9.エアーまくら、10.アイマスク・耳栓、11.スリッパ、12.非常用給水袋、 13.水のいらないシャンプー、14.緊急用呼子笛(IDカード付き)、 15.レジャーシート、16.軍手、17.非常用ローソク・マッチ、 18.布ガムテープ、19.レインコート、20.常備カイロ(×2)、 21.三角巾、22.乾電池(×4)、23.緊急時連絡シート、 24.防災アドバイス、25.救急ポーチ・救急セット、26.マスク |
値段(日によって変動します) | 約22,000円(税込) |
「ふわふわのエアーまくら」や「超ロングなボディタオル」が入っているなど



防災グッズの一つひとつが高品質なのが特徴。
避難所での生活はストレスいっぱいだから、
これだけ高品質な防災グッズがあれば避難所での生活も快適にできます。
ただし、お値段は少しお高め。
こんな人にオススメ
- 高くてもいいから、高品質な防災グッズをそろえて「避難所で快適に過ごしたい」人
4位 アイリスオーヤマ 防災セット
第四位はアイリスオーヤマの防災セット。


サイズ | 幅約38×奥行約17×高さ約52cm |
重さ | 約6.2kg |
内容 | セット内容(リュック含む合計40点): 懐中電灯ランタン(単3形乾電池×2本・別売り)、 長期保存単3形乾電池4本パック、 スマートフォン対応乾電池式携帯充電器(単3形乾電池×8本入り)、 エア枕、アルミブランケット、携帯用トイレ3個、綿棒×20本、マスク(ふつうサイズ)7枚入り、 歯ブラシ3本、からだ拭きシート50枚入り、ティッシュペーパー、 ウェットティッシュ10枚入り×3個、ラップ、ウォータータンク5L、 割りばし×3膳、紙皿×3枚、スプーン・フォークセット、 プラカップ×5個、保存水500mL×3本、 レトルト食品(肉じゃが・筑前煮×各1食)、 アルファ化米(白米×2食、五目御飯・わかめ御飯・きのこ御飯・ドライカレー×各1食)、 レインポンチョ、ラバー手袋、タオル、ポリ袋、 EVAサンダル(26cm)、筆記用具セット、 防水スマホ袋、ホイッスル、カッターナイフ、2WAYドライバー |
値段(日によって変動します) | 約12,280円(税込) |
アイリスオーヤマの防災食はおいしいことで有名。



楽天でも一位を獲得しています。
このセットにも、
- 肉じゃが・筑前煮のレトルト
- 白米×2食
- 五目御飯・わかめ御飯・きのこ御飯・ドライカレー×各1食
が入っています。
私も東日本大震災の時に被災しましたが、
用意しておいた防災食がおいしくなくて数日かなりつらかったです。



防災食は適当に買わず、とにかく美味しさにこだわるのがオススメです。
また、価格も約1.2万円と安価なのがうれしいポイント。
まずは最低限のグッズを低価格で揃えたい人にオススメです。
こんな人にオススメ
- おいしい防災食をそろえておきたい人
- なるべくお金はかけず最低限のグッズをそろえたい人
5位 Relieved Life 防災セット
最後はRelieved Life 防災セットです。


サイズ | 50 x 33 x 13 cm |
重さ | 4.5kg |
内容 | ・持出し用撥水リュック×1 ・特別監修【防災マニュアル】×1 ボールペン×1個・ダイナモ(手回し)ラジオライト×1・3in1ランタン×1 乾電池交換式充電器×1・レスキューアルミブランケット×1 目隠しあったかポンチョ×1・コンパクトエアーベッド×1 エアーベッド用ポンプ×1・抗菌消臭トイレの凝固剤(10回分)×1 ゴミ袋(10枚入り)×1・ラバー付き手袋×1・緊急ホイッスル×1 アイマスク×1・耳栓×1・5L給水タンク×1 5年保証防災ウェットティッシュ×1・絆創膏/綿棒セット×1 流せるポケットティッシュ×2・歯ブラシ(歯磨きチューブ付き)×1 衣類圧縮袋×1・5年保存水×3・レスキューライス×3 |
値段(日によって変動します) | 約14,300円(税込) |
一番の特徴はリュックががっつり防災向けになっている点です。
かなりの大きさで、色もオレンジで目立つ。


こんな感じで毛布をリュックの下にくくりつけることもできます。



荷物が多くなりそうな人にオススメです。
防災リュックを実際に背負って避難所まで歩いてみる


さて、防災リュックの準備がととのったら
- 本当に背負えるか?
- 背負った状態で避難所までいけるか?
をチェック。
特に重さを確認するのは重要。



想像以上に重たくなります。


すごく面倒くさいですが、実際に背負って最寄りの避難所までいってみるのがベスト。


実際に行ってみれば道順も覚えるし、
やっぱり運べなかったと事前に気づけて荷物を軽くすることができます。



私の最寄りの避難所は200メートルほど先にありましたが、10キロくらいの防災リュックであれば、背負ってたどりつけるとわかりました。
防災リュックはどこに置けばいい?


さて、防災リュックの準備もできて実際に運ぶことも分かったら
あとは家の中に置いておくだけ。
前述の通り、防災リュックは玄関に置くのがベストです。
玄関に置くのが無理なら、逃げる時に通る場所に置くと良いでしょう。
グローゼットの奥のほうや床下収納に入れるのはNG。



いざというとき取り出せなくなってしまいます。
防災グッズは年に何回見直せばいい?


また、防災リュックの中身は定期的に見直しましょう。
- ラジオは動くか?
- 水は腐ってないか?
- 防災食の消費期限は切れてないか?
などをチェックします。チェックの頻度は
年4回
が理想とされています。


私の場合は、年4回だと大変なので防災週間である
- 3月11日
- 9月1日
の年2回、見直すようにしています。
まとめ
さて、この記事のまとめです。













参考になれば幸いです!
【番外編】毎日持ち歩くべき防災グッズ


ちなみに、防災グッズには3種類あると記事の冒頭で紹介しましたが、
防災リュックを準備した後は、
「外出する際に毎回必ず持っていく」0次の防災グッズをそろえると安心です。





次のモノを毎日使うバッグに入れておきます。
外出時に毎回持ち出すべき防災グッズ
現金


水


モバイルバッテリー


絆創膏


ハンドクリーム


懐中電灯


防災笛


筆記用具とメモ


身分証


なお、懐中電灯は普通のモノだとかなり大きいので、
- 小さくて持ち運びやすく
- でも明るくて(200ルーメン以上がのぞましい)
- 台風などで水浸しになっても大丈夫なよう防水で
- 地震で強い衝撃が加わっても壊れない耐衝撃性があるもの
がよいでしょう。
この条件を満たしている懐中電灯がこちら。



小さいのにすごく明るくて便利


防災笛は、大きな音がなるものが良いでしょう。



商品名が好き。「デカ音緊急ホイッスル」。
ちなみにネックレスにして首から下げられるのも売ってます。



すごくかわいいのでプレゼントするとかなり喜んでもらえる!
【番外編】家の中に備蓄しておくべき防災グッズ
また最後に「被災後の3日間をしのぐための防災グッズ」を用意すると安心です。


絶対に必要なもの
首相官邸の公式サイトには、次のように記載されてます。


用意するもの
- 飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
- 非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
- トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
ただし、大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。



多めに用意して、ローリングストック法で備蓄するのが安心
一週間の自宅避難で「あってよかった!」と思ったモノ
また、東日本大震災を経験した時、一週間の自宅避難生活をしましたが
その時に「あってよかった!」と思ったものを紹介します。
水の要らないシャンプー


断水が続いて髪の毛がベタベタで気持ち悪かったけど、これのおかげでなんとか清潔に過ごせました。
すぐ乾く登山用タオル


お風呂が使えないのでタオルを水でしぼって体を拭くんですが
普通のタオルだと乾くのに半日くらいかかる。
登山用タオルだと、パン!とたたき20分ほど放置するだけで乾きます。
卓上コンロとガスボンベ
あと電気がとまっているので、卓上コンロとガスボンベがあったのは助かりました。
お湯をあたためたり、あったかいお味噌汁をつくったりできます。
お米も炊けるし簡単な炒め物もできる。



3月ですごく寒かったので、あたたかい食事があったのはとても助かりました。
ラップ
水がとまっているので、水道が使えません。
だから食事の時にお皿を使うと、そのお皿を洗うことができない。


そういうときは食器にラップをかぶせて、そのラップの上におかずやご飯を盛り付けます。



そうすれば食事が終わったらラップを捨てて終わり。
水を使わないで済むので、多めに備蓄しておくと安心です。
水のタンク


あと20リットルもの水をためられるタンクも便利でした。



普段は畳んで置いておけるんで、省スペース!
簡易トイレ
また、断水のせいでトイレが使えません。





50回分ほどの簡易トイレがあるとめちゃくちゃ便利です。


おしゃれな防災グッズまとめ
防災グッズを全て用意できたら、家の中の家具を固定する【重要】
さて、ここまで用意して、初めて以下の3種類
すべての防災グッズを用意できたことになります。


これで防災対策はばっちり!
それでは最後に家具の見直しをしましょう。
阪神淡路大震災では、家具が倒れて下敷きになり大勢の方が亡くなりました。
01) 震災による死亡者の9割以上は死亡推定時刻が当日6時までとなっており、ほとんどが即死状態だったとされている。
内閣府防災情報「阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】人的被害」より引用
02) 死因のほとんどは、家屋の倒壊や家具などの転倒による圧迫死だった。



なのでしっかり家の中も対策する必要があります。
家具の見直しのやり方は、首相官邸の防災サイトが参考になります





やることは次の4つ。
- 家具が転倒しないよう固定
- 寝室にはできるだけ家具を置かない(置くなら背の低い家具にする)
- 倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう配置を工夫
- 手の届くところに、懐中電灯・スリッパ・ホイッスルを置く
家具が転倒しないよう固定


まずは、本棚やタンスなど「背が高くて重たい家具」を固定。
こういう突っ張り棒で固定します。


今の家には背の高い家具がないので使ってませんが、
昔本棚を持ってた時は転倒防止用の突っ張り棒で固定してました。
寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かない(置くなら背の低い家具にする)


次に寝室や子供部屋の家具を見なおします。
寝ているときに家具が倒れてきたらそのまま下敷きに……。



背の高い家具は置かず、置くとしてもこのようなサイドテーブルのみにします。
倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう配置を工夫


あと、「コレが倒れたら玄関までの道がふさがれる」という家具を移動させます。



逃げられなかったら命にかかわりますからね
手の届くところに、懐中電灯・スリッパ・ホイッスルを置く


そして最後に懐中電灯・スリッパ・ホイッスルをすぐ手の届く場所に置きます。



私の場合は、寝室に置いてます。
寝てるときに地震が起きて停電しても大丈夫なように懐中電灯を。
万が一マンションが倒壊して寝室に閉じ込められても、ホイッスルをならして助けを呼べるようにしてます。
「片付けなかった」せいで命を落とすかもしれない
とはいえ、これらの対策をしたところで部屋が片付いてないと完全に安全とは言えません。
- 部屋が散らかっていると家具が倒れなくても避難経路がふさがれてしまったり。
- 地震による火災で散らかったモノに引火して火事になったり。
阪神淡路大震災でも、1割の方が火災で亡くなってます。





私の部屋や実家の両親の部屋は、以前すさまじいゴミ屋敷でした。
床が見えないレベルのゴミ屋敷。
そんな状態で大地震がくれば、
散らかったモノのせいで避難ができなかったり
床に落ちたモノに引火して火災が起き焼死してしまったりする危険性が十分ありました。




なので、死に物狂いで断捨離。
「片付けなかった」せいで、
自分や家族が命を落とすかもしれない。



皆さんもぜひ、命を守るためにお部屋の片付けをしてみてくださいね。
関連記事「実家のゴミ屋敷 ビフォーアフター」
とはいえ、私んちレベルのゴミ屋敷だと片付けも死ぬほど大変です。
「どうやってゴミ屋敷を片付けたのか」
徹底的に解説しているのでよろしければ見てみてください。
実家のゴミ屋敷ビフォーアフター


私の汚部屋ビフォーアフター

